「春の日のヒットラー。」プロデューサーズ(2005) みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
春の日のヒットラー。
落ち目の演劇プロデューサーと会計士が結託し、わざと舞台のミュージカル公演を大コケさせて製作費を持ち逃げしようとする詐欺を計画するが、彼らの意に反してミュージカル公演は大成功を収めてしまうと言うストーリー自体は、皮肉めいていて決して悪くない。
だがネイサン・レインとマシュー・ブロデリックの賑やかな掛け合いがメインのミュージカルだから、少し華やかさには欠けてたかな。
男女の恋だの愛だのと言うものが、主題のミュージカルしか知らない人には、退屈に感じられるかも。
あくまでも男同士の友情が物語の中心であり、そこに辛口のスパイスとしてゲイと人種差別問題を絡めてるわけだから。
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