スティングのレビュー・感想・評価
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17年14本目。 映画史に残る有名作品ではあるもののジャンル違いで...
17年14本目。
映画史に残る有名作品ではあるもののジャンル違いで手を付けていなかった本作。BBC「華麗なるペテン師たち」原題;HUSTLE というドラマを観て興味が湧き鑑賞。華麗なる〜は大好きな俳優Robert Vaughnが出演しているこれまたペテン師たちがそのまんま華麗に悪者をペテンにかけ一儲けするオシャレドラマ。華麗なる〜でも「スティングで覚えたのか?」「スティングやるのか?」なんてセリフがたびたび登場するもんだからこりゃ観なあかん、と。
いざ本作を鑑賞してみると華麗なる〜は本当にスティングにインスパイアされたドラマだったんだな〜と感心。原点回帰。どっちから観ても唸る。
まあ、華麗なる〜で同じ手法のペテン回があったので本作鑑賞時に「衝撃のどんでん」(私の大好物!)を味わうことはなかったが、それでも美しい手捌きに見惚れるばかりだった。
見惚れるのはその手法だけでなく映画自体のビジュアル(年代物のファッションとかね)やサントラが洒落乙過ぎてその部分も観ていて楽しかった〜。皆聴いたことのあるあのサウンドはスティングのサントラだったのか〜!とそっちの面でも衝撃。
本作鑑賞後あまりに痺れて華麗なる〜の第1話を観たがああ〜ここ影響されてるな、と更に追加で唸った。良い意味の溜息物。詐欺師が悪者をペテンにかけているはずが、鑑賞者までいつのまにかペテンにかけられている。
映画好きなら一度は観て欲しいしそして華麗なる〜ドラマも是非観て欲しい。
【おそらくこれは「どんでん返しのある映画」の先駆けとなった映画である。】
「有線(wired)」という言葉の意味を
ちゃんと理解しないと、途中まで「?」ってなる。
この映画で有線とは、競馬の中継のこと。
競馬場まで行かなくても馬券が買えるバーが重要な点となる。
詐欺師のお話。
頭のいい悪者を騙して陥れるまでのどたばた劇。
最後は実は騙されていたのはその悪者だけでなく、、というスカッとする終わり方だが、サスペンス映画をよく観る勘のいい人は途中でオチがよめてしまうことだろう。
【おそらくこれは「どんでん返しのある映画」の先駆けとなった映画である。】
ポール・ニューマン が本当にかっこいい。
痛快爽快を演出している楽曲も、誰もが知っている有名曲になった。
2011/1/19 @メディラボ
古典作品だけど十分新しい
一番好きな映画。
もちろん古典作品なんだけど、今観ても十分に新しいと感じる。
むしろ新作として映画館で上映されてても違和感はないと思う。
古典作品が新しいと思えるのは作品の出来がいいから以外に理由はないと思う。
この映画の一番好きなところは機転の利いた切り返しが次々と繰り出されていくストーリー。
これ程に軽快でスタイリッシュな映画は今後中々出てこないと思う。
至高のラグタイム
ある人が「明日に向って撃て!」って面白いよねと言うのを聞いて、思わず「スティングのほうがおもしろくないですか?」と言ってしまった。というのも、昔ある映画のテレビ番組で「このスティングは、明日に向って撃て!がアカデミー賞作品賞を取れなかったリベンジとして作成された」云々と解説されていたものがいまだに頭にこびりついていたからだ。でも冷静に調べてみると、二つの映画の共通点はほぼ監督と主演2人だけだというのが分かるので、まぁ監督にはそれなりに意地はあったかもしれないけれど、リベンジ的に捉えるのはちょっと違うのかも─。ただ、その幻想はネタとしてはそれなりに面白いし、二つの映画を時系列で続けてみると、また別の物語が見えてきて、それぞれの作品を味わい深く堪能出来ると思います。
さて、肝心の「スティング」。ネタバレ厳禁は必須事項なのですが、個人的には、いざ結末を知って、それでも何度も見てしまっています。映像、音楽、ポール・ニューマンにロバート・レッドフォード、何度見ても最高です。面白さと格好良さがマックスのまさに名画中の名画です。そこにあの展開と話ですからね。初見の方、思いっきり楽しんでください。
見るべき映画
すごく面白かった。
見てない人がうらやましいくらい。あの驚きが二度と味わえないと思うと悲しい…。有名すぎる音楽はもちろん、ファッションや街なみもオシャレだし、何といっても主演の二人が最高だった。
周りにも勧めてはいるのに、全く興味なさそう。やっぱり外見に惑わされるとロクなことないなーとつくづく思う。
見てよかったー!
名コンビ感
平成生まれだけど、一周してとか、古臭い感じとかじゃなく、ストレートに40年前の映画を面白いと思えたという印象。
今じゃ誰でも聞いたことあるあのテーマで、軽快かつ大掛かりな仕掛けで悪党を倒す、爽快感のある映画すね。
ポールニューマン渋すぎてやばいっす。
男前の極みって感じ。
何度観ても…
大好きで何度も何度も観てますが、劇場は今回が初めて。
ド迫力の映像がウリな作品ではないけど、やっぱり「映画」!って感じで良かったです。
主演の2人はもちろん、顔は整ってないがすこぶるいい女のビリー、下劣な刑事のスナイダー、大作戦に加担するおじさん達…皆が皆、癖があって魅力的。
回数を重ねて観るにつれ、脇役の魅力とか細かい演出とか新しいことが見えてきて飽きない。
展開知ってても、鑑賞後は毎回毎回誰かとハイタッチしたくなります。
初の劇場鑑賞、良いものは色あせない。
詐欺のプロが生半可でなく、筋の通った感じが描かれてた。チャプター分けやスクリーンの枠の活用方法が上手い。脇を固めた役者も素晴らしい。やはり名作とデジタルリマスターで、なおさら実感。
ノスタルジア
お、おう…。
ちょっと雑じゃない?笑
と平成生まれの僕は思った。
正直70年代の名作としても、面白さでは「ゴッドファーザー」や「ロッキー」に敵わない。
しかし、多くの人がこの映画に惹き込まれる理由は 内容がどうとかじゃなくて、きっと作中の時代背景にある。
1930年代アメリカの中間地点"シカゴ"。
静かな夜の街、鉄橋を走る列車の騒音、裏路地、喫茶店、ガッちゃん式のレジ、レトロな車、上等なコートに有線競馬。
人々を魅了してきたアメリカ像すべてがこの映画の中には生きている。
映画「スティング」とは「ノスタルジア」という言葉そのもの。
やられた!
私にとっての「スティング」初めての出会いは高校時代、ギターマンドリン部で演奏したあの有名なテーマ曲でした。確か定期演奏会の第二部、映画音楽で世界一周がテーマだったような♫(笑)
余談はさておき、物語自体はなんと初見。知人が主人公の鼻ジェスチャーがお気に入りという事以外は何もわからないまま鑑賞した次第です(笑)
ロバート・レッドフォードにポール・ニューマン。
伊達男二人の魅力が満載!好みはランニングにサスペンダー姿が妙に決まっている渋目のニューマンの方(笑)
ストーリーも面白い、口から出る言葉も無駄もなくキラリと光るものがある、そしてドキドキ興奮したのは大掛かりな騙しテクをみんなで協力してやるところ。詐欺師仲間の連帯感に清々しい満足感を覚えたのは私だけではないでしょう♪
殺人もあり、報復とか決して穏やかでない要素が孕んでいるにもかかわらず、全体的に洒落ていて、良い緊張感を味わえる作品。何度でも観たくなる方が多いというのは大納得でした。
師匠の仇討ちが理由だったレッドフォードに対し、ニューマンの自分にとっての「挑戦さ」の一言にしびれました。こんな上司良いな(笑)
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