劇場公開日 1971年10月

ジョーのレビュー・感想・評価

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3.5若者の文化に触れよう

2023年1月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

萌える

スーザン・サランドンをフィーチャーしたオープニング映像から物語序盤での脱ぎっぷりなど若き彼女の可愛さが際立ち、アル・パチーノ主演『哀しみの街かど』のような方向性かと思いきやオッサン二人がカウンターカルチャーにどっぷりとハマってしまう姿が可愛らしくも鬼畜の所業が如く、カオスな展開でのバッドエンドが衝撃的ながらの呆気なさ。

アメリカン・ニューシネマの隠れた名作は言い過ぎか、ジョン・G・アヴィルドセンが『ロッキー』よりも前に傑作を撮っていた、色々なジャンルが詰め込まれているようで話の展開が読めない感じも後年の作品である『ソルジャー・ボーイ』と『ハードコアの夜』が想起させられたり。

世代間の違いを争点に古いアメリカを象徴するような単にレイシスト、偉そうで横柄な態度のジョーが覚醒する狂気性がトラブルメーカーでしかない為体、感化される成れの果て、オッサン同士のバディ物とも取れる?

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万年 東一