劇場公開日 2004年8月7日

誰も知らないのレビュー・感想・評価

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3.5柳楽優弥の横顔が心に残る

2008年7月25日

泣ける

悲しい

是枝裕和監督のこの作品を観て、まっさきに連想したのはダンテス兄弟の作品。妙に話しを大きくすることなく、あくまで母子家庭の生活、そして母親に見捨てられる子供たちの姿を描いています。淡々としたタッチで子供たちの日常を描き、そこに作り手の意見を混ぜないことによって、作品全体が力を帯び、放射状に社会テーマが浮かび上がるのです。

社会派作品の作り方を教えてもらったような気分。横顔にすでに年に似合わぬ雰囲気をかもし出してる柳楽優弥くんには是非、本物の俳優になってほしいですね。

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あんゆ~る
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