劇場公開日 2001年8月25日

「90分にしては長いと感じた」キス・オブ・ザ・ドラゴン KIDO LOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)

3.090分にしては長いと感じた

2020年5月24日
PCから投稿

出だしのところはとても面白いと思った。主人公の境遇とか立場とか全然描くことなくトラブルが起こって主人公が巻き込まれて頑張らざるを得なくなっていく・・・あっという間に引き込まれてスピード感があって感心した。しかし1時間を過ぎたところあたりからは主人公にまつわる心のドラマがなさすぎて内容が淡白だと感じた。やはり何か心の問題を書かないと。事件に巻き込まれてバタバタするだけだとなかなか映画というものはもたない。この、 白人の女は趣味じゃないけども、いいところがあるし、ちょうど彼女いないし口説いちゃおうかな・・・みたいな葛藤があると面白かったと思う。警察がこんだけ無茶苦茶やっといてバレないという荒っぽい設定もちょっとなあ。

タンバラライ