劇場公開日 2001年1月20日

「逃れられない運命」ファイナル・デスティネーション 内 山。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0逃れられない運命

2015年4月9日
iPhoneアプリから投稿

ただのホラーじゃないと聞いて鑑賞。何でも「CABINE」 「SAW」と並ぶホラー界に革命を起こした作品であるみたいです。

敵は殺人鬼でも幽霊でもゾンビでもなく、死ぬ運命だということ、そしてそれから逃げられないということ。というのがこの映画のコンセプトであるらしいのですが、このホラー映画の面白いところは、必ず、死ぬ。だからこそ、どうやって死なせるかに重点を置いているところだと思いました。

死に方に色々な工夫が見られるのですが(刃物が見える、でも死なない→結果関係ないもので死ぬ、唐突に死ぬetc)なかなか面白かったです。観ていてハラハラ。

ホラーはあまり観ないのですが、まだ観れる作品でした。
「俺が何をしたってんだよ!」というセリフがあるんですけど、ごもっともだなと笑。他にも「皆、死は遠くの未来のことだと思っている、だれも今日がその日だなんて思わない」など、死は逃れられない、ホラーにおいての「死」について別の視点から伝えてくる作品でした。

内 山。