劇場公開日 2004年11月6日

「ビートたけしという俳優」血と骨 カメさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ビートたけしという俳優

2019年10月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.6
ビートたけしのとてつもない演技に背筋が凍り、吐き気まで込み上げる作品。
ビートたけし以外の役者では成立しないし、たけしがオファーを受けなければ、そもそも映画化すらしていないだろう。
それほど金俊平という男だけを掘り下げた強烈なストーリー。
監督としての北野武はあまり好きな部分はないが、俳優としてのビートたけしは、世界でも類を見ない役者だと感じる。仮に同作をハリウッドで映画化し、デニーロが演じようと、ビートたけしの狂気には及ばないだろう。

カメ