劇場公開日 2001年2月24日

「逆境を生き抜く力、新たな未来に対する選択と決断を感じる素晴らしい映画です。」キャスト・アウェイ 向山雄治さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5逆境を生き抜く力、新たな未来に対する選択と決断を感じる素晴らしい映画です。

2022年10月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

よくある遭難ものではなく、リアルさを追求した映画だと思います。

事故の悲惨さや恐ろしさ、無人島での生活、
おそらく、このような感じになるんだろうなと、主に、「人の心境」にフォーカスしています。

逆境に絶望し、葛藤し、乗り越えることを決断していくことは、容易なことでないと思います。
繊細な心境の変化を描写していく展開には、見応え充分です。

後半部分は、「やっぱり、そうなるよな」と感じつつも、せつなさもあります。

でも・・・、
ラストの主人公(トム・ハンクス)の体の向き、表情から、
新たな未来に対する期待と方向転換、そして選択と決断が伝わってきます。

とても勇気づけされる素晴らしい映画です。

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向山雄治