サブウェイのレビュー・感想・評価

オペラ座には〈謎〉の怪人が住みついていたらしいが
80年代には パリの地下鉄構内で暮らす〈不思議〉な人々がいて
逃走中のフレッド(クリストファー・ランバート)は
それを知ることになる

確かに地下鉄構内、そのバックヤードとかも〈謎〉

フレッドの他に ローラースケートの男も逃げまくることになり
映画に疾走感とテンポの良さを与えている

ランバートの目力と ちょっと不気味な愛嬌の他に
ローラースケートの男(ジャン=ユーグ・アングラード)と
花売り(リシャール・ボーランジェ)の存在が気になった

アジャーニは美女だが、なんだかモヒカンが一番似合うような気がして可笑しかった

〈自由・平等・博愛〉を掲げるフランスだが、現実は…なかなかそんな風にはいかない…
それゆえ、時に〈不服従〉を感じさせる個性と行動が共感されるのだろうか…と思った

エリック・セラの音楽が いい感じ

アジャーニのチェックのジャケットのサイズオーバーも〈謎〉