劇場公開日 2004年9月11日

「生物兵器実験!」バイオハザードII アポカリプス kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0生物兵器実験!

2018年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 これもまたPS版「バイオハザード2」にそっくりの設定だ。最初は単なるゾンビ映画に成り下がったのではないかと危惧さえ覚えたのだが、教会でのモンスターとの闘いやネメシス計画で誕生したモンスターが登場してからアドレナリンがどんどん放出されて、手に汗握り、興奮状態に陥った。

 とにかくアンブレラ社に怒りを覚え、映画に夢中になれる作品。ゲームをやりたくなる感覚にもおちいってしまうというか、スクリーンの中に参加したくなるほど興奮度が高く、前作をはるかに凌いでいる。これでもか、これでもかと目まぐるしく展開する終盤には若干詰め込み過ぎ感もあるのだが、恐怖・怒り・愛といった要素を見事に1本の映画に収めていることに感動した。特にアリスとバイオ・モンスターとの戦いには悲しさのあまり涙さえこぼれてしまうくらいなのだ。

 そして、巨大企業による生物兵器実験と核まで使う隠蔽工作には充分社会派映画としても楽しめる。もちろん、強くなったミラ・ジョヴォヴィッチの魅力満載。そしてジル役のシエンナ・ギロリーがゲームと同じコスチュームで活躍していることにも感動だ!

kossy
かいりさんのコメント
2020年2月12日

今思うと、というよりゲームをしてても思うのですが、ジル姉さんは初代バイオで死闘を繰り広げて生き延びて、同僚も亡くし、ウイルスの感染力のすさまじさを身にしみてるはずなのに、なぜあの格好で行くw

かいり