劇場公開日 2001年10月6日

「ララ・“アンジー”・クロフト」トゥームレイダー 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ララ・“アンジー”・クロフト

2021年5月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、映画館

楽しい

単純

興奮

世界的大ヒット・ゲームを映画化したアクション・アドベンチャー。2001年公開のシリーズ第1作目。
それとも、『17歳のカルテ』でオスカーを受賞し、ハリウッド注目の若手女優となったアンジェリーナ・ジョリーをスターダムに押し上げた作品。
どちらの印象が強いか。
ゲームファンは前者だろうけど、個人的には後者。

アクションPVと言っていいくらいほど、アンジーのパワフルな魅力全開!
のっけからプログラムされたロボットとバトル。
屋敷に潜入した一味相手に大暴れ。
クライマックスは秘密の寺院内で、陰謀企むイルミナティや動き出した石像と大アクション!
トレードマークの二丁拳銃、バイク・アクションに格闘…ほぼスタント無しでアンジー自ら身体を張ったアクション・シーンの数々。
世界を股に駆けた冒険。
ララ・クロフト…いや、それともアンジーの? 痛快な大活躍、大活劇。
ついでに、タンクトップのお胸もボインボイン!

男たちは空気。
“スパイ・ゾルゲ”や後の“世界的スパイ”よりも、コンピューターヲタクのブライスや執事のヒラリーの方がナイスキャラ。ララを好サポート。

特別大好き!…ってほどではないが、何となく結構何回か見ている。
劇場、レンタル、WOWOW放送、『~ファースト・ミッション』公開前、そして今回また久々に。
少なくとも5~6回は見ている筈なのに、何故かいつも話を忘れている。
ララは父の残した時計の中から、惑星直列時にパワーを発揮する超古代の秘宝を探す鍵を見つける。
秘密結社イルミナティもそれを狙う中、迫る惑星直列の時…!
正直、話の面白さはビミョー…。
次見る時また忘れているであろうくらい中身スカッスカ。
でも、ララと父クロフト卿の父娘ドラマだけは感慨深い。
だって言わずもがな、アンジーとジョン・ヴォイトの実の父娘共演だもの。

ララ・クロフトは新たにアリシア・ヴィキャンデルに引き継がれた。
しかし、この役を切り拓き、アクション・ヒロインの代名詞的なキャラを作り上げたアンジーの魅力と功績は大きい。

近大