ポワゾンのレビュー・感想・評価

...............................................................................................................................................
米国人アンジーと英国人アントニオがお見合い結婚した。
アンジーは写真より美人だったが、容姿で決めて欲しくなかったと言った。
しかし実はアンジーは偽者だったのであった。

やがてアンジーはアントニオの金を盗んで姿を消す。
アントニオは友人である弁護士と共にアンジーを探すが、実はこいつが黒幕。
アンジーを使ってアントニオの全財産を巻き上げようとしていたのだった。

ようやくアンジーを見つけたアントニオは彼女を殺そうとするが、許す。
そして君がいなければ生きてる意味がないとか寝言をホザく。
アンジーもやがてはアントニオを本気で愛する事になる。

そして結局弁護士を裏切って殺し、牢獄に入る。
でも脱獄し、アントニオのもとへ。
...............................................................................................................................................

一言で言うとアントニオは愚か者過ぎるやろ。
ってかアンジーにそこまでベタ惚れする理由が全くわからんわ。

顔がよっぽどタイプやったのか？って事にはなるのだが、
そもそももっとブスな女の写真を見て結婚を決めたわけで、
とても面食いやとは思えへんのやが・・・

話の展開が面白い。そうくるか、と。エキゾチック。登場人物がステレオタイプでないのも面白い。そういう意味では人間くさい映画。

　事前に別の女性の写真を送り、「外見で人を選ぶ男かどうか試したかった」というアンジェリーナ・ジョリーの言葉に納得するバンデラス。彼もまた百万長者の経営者であることを隠していたので、真実の女性と知り合えたものだと即座に結婚を決めた。

　順調に幸福な夫婦生活を営んでいたが、ある日ジュリアの姉が訪ねてきて、これは妹の筆跡じゃないと告げる。一度は男に貢ぐため金を持ち出して逃げ出すが、捨て子である別人ボニーであることを告白し元のさやにおさまった・・・と思われた。

　探偵に頼むと、本物のジュリアは崖の下に投げ込まれ、殺人事件の疑いもあると報告を受けるのだった。それでも愛してるという情けない男バンデラス。探偵が迫ってきて彼と格闘となって誤って殺してしまうが、実はボニーをかつて食い物にしていた男であり、一芝居うったわけだ。しかし彼らの共謀を覗いてしまったバンデラスが・・・

　コーヒーの毒なんて、考えてるだろうから、かなりどんでん返しも予想がつく。愛があればこそなんて言っても、単なる肉欲でしか感じ取れないところが痛い。

アンジェリーナ・ジョリーとアントニオ・バンデラスのフェロモン俳優のふたりの映画ですから、そりゃもう官能的になりますね。
カップルで観たいセクシーサスペンスです。

魅惑的な大人の映画

ルイス（アントニオ・バンテラス）が死を覚悟して、毒入りコーヒーを飲むその一途な気持ちがよくわかりました。
こんな女に夢中になった、俺が悪いんだ・・・
アンジェリーナ・ジョリーの素晴らしいバストを見ることが出来て良かった。
悪役ではないバンデラスも、なかなか良いですね。
ぜひ、鑑賞されることをお薦めいたします。

この映画はただのサスペンス映画ではなく人間の心理をうまくストーリーに取り入れてておもしろかった。

いくら相手に騙されようが自分の愛を貫いてジュリアをを振り向かすルイスの行動は共感できるし愛に勝る気持ちはないってこと改めて思った。
人を本気で愛すればたくさんのものを失うがそれでも前に進みその人の心を掴もうとする、そんな経験、誰でも一度はしたことあるんではないでしょうか。