パニック・ルームのレビュー・感想・評価
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パニックになったのは、むしろ強盗のほう
パニックルームに隠れるという設定ではありますが、要は家に押し入った強盗との対決の話。
この強盗たちのチームワークがバラバラでちょっと間抜け。パニックになったのはむしろ強盗のほう。
ハラハラドキドキはさせていただきました。
目を離せない面白さは確かにある。主人公ジョディーは無論のこと魅力的...
目を離せない面白さは確かにある。主人公ジョディーは無論のこと魅力的。強盗側もパッパラパーの首謀者、ゾンビが如き凶悪男、実は優しいフォレスト・ウィテカーと充実の設定。
ところがこの話、主人公側も強盗側もかなりのポンコツっぷりでツッコミどころ満載。もはやギャグ扱いしている人も多く、「ホームアローン」と比べられる始末(笑)
・せっかく繋がった警察への電話を自ら切る暴挙
・犯人たちが揉めてる隙見てちょっとドア開けたら携帯繋がるでしょ
これらは序の口、まだまだ無数にあります。
大勢でワイワイ言いながら鑑賞すると楽しいのではないでしょうか。
BS-TBS吹替版鑑賞
完璧な2作品。
セブン、ファイトクラブが凄くて、現代における最高の監督と思いきや、この映画のような、どの点からも見ても出来の悪い映画を作って、フィンチャーってなんなんだと思ってたら、それ以降も、映像が暗くて綺麗なだけの、まぁまぁつまらない映画を作り続け、今となっては、セブンとファイトクラブという大傑作を昔生み出した映画監督!となった。
難攻不落のパニック・ルーム
母娘(ジョディ・フォスターとクリステン・スチュワート)がマンハッタンに引っ越してくる。
このアパートにはパニック・ルームが設置されており、強盗が入ってきたら逃げ込めるようになっていた。
そして三人組の強盗がやってきて、非常通報装置をオフ、かろうじて逃げ込むが・・・。
ダイハードな状況から逃げ出すことは出来るのか?
ジョディ・フォスターだったら安心か。
こう…なんというか…午後のロードショーっぽい映画です…
パニック・ルームと呼ばれる避難用のシェルターに立て篭る親娘と、彼らをパニック・ルームから追い出したい強盗との応酬をスリリングに描くサスペンス映画。
監督は『セブン』『ファイト・クラブ』の、映像作家の鬼才デヴィッド・フィンチャー。
主人公メグを演じるのは『タクシードライバー』『羊たちの沈黙』の、レジェンド名優ジョディ・フォスター。
強盗一味のリーダー、ジュニア役に『ファイト・クラブ』に続きフィンチャー監督作品に出演している、後のオスカー俳優ジャレッド・レトー。
メグの娘サラ役には、子役時代のクリステン・スチュワートがキャスティングされている。
『セブン』や『ファイト・クラブ』を撮った監督が作ったとは思えない、緊張感に欠けたB級サスペンス。
個人シェルターに閉じこもった母娘vsそこから母娘を追い出したい強盗一味という構図には面白さがあるが、この発想以上の面白さが映画中には存在しない。
冒頭にあったメグの閉所恐怖症っぽい描写にはなんの意味もない。この設定いる?
強盗団はお間抜けで楽しい感じ。『ホーム・アローン』観てるんじゃないんだから、マジでヤバい奴らを犯人にした方が緊張感が出たのでは?
後半はバイオレンス感が強くなるが、それでもバカっぽさが抜けきれていないため、やっぱり間抜けに見えてしまう。
フォレスト・ウィテカー演じるバーナムの扱いも中途半端。
もっと善と悪の狭間で揺らぐ男として描かないとあんな設定にした意味なし。
最後の逮捕の件ももっと悲劇的でドラマチックに描けたはず。
彼にもっと感情移入できるように、人物像の深掘りが必要だったように思う。
後半のジョディ・フォスターは完全にジョン・マクレーンにしか見えなくてちょっと面白かった。
深夜に電話で呼び出された挙句、ボコボコにされるだけの存在である親父さんがあまりに悲しすぎて、一周回ってギャグシーンみたいになっていてついつい笑ってしまう。
そもそも、空き家だと思っていたら人がいました、って時点で普通は一旦計画を中止して、2人が留守になった隙を狙って再度計画を実行するというのが普通なのでは?
てか、元々強盗するつもりもなく、ただの空き家で仕事をするつもりだったのなら、3人目の男を雇う意味無くね?充分2人でやれたでしょっ!
昔、金ローや午後ローでこういう面白くもつまらなくもないサスペンスをよく放送していたなぁ、と感慨深くなりました。
フィンチャーらしい映像表現も少しはありますが、まぁ今さら観る価値のある映画ではないでしょう。
少し展開が難しい設定かもしれませんね。
引っ越したばかりの家に強盗に入られ、パニックルームに逃げ込んで強盗団と攻防する・・・と言うストーリー。
ジョディフォスター主演のサスペンス。
前の居住者の遺産や、引っ越したばかりで電話が繋がらない、など上手に設定を積み上げている印象です。
また、糖尿病、閉所恐怖症、強盗団の諍いなどが物語を盛り上げ、緊迫させます。
ただ、そうは言ってもパニックルームを挟んだ展開が長く続きます。相手は少人数の素人、ということもあり、もどかしい展開にも感じました。なので、少し辛い評価を付けさせて頂きました。
新生活初日の夜、事件は起こった・・・
初めてタイトルを聞いた時は「発狂する部屋」って意味の部屋かと思ってました(笑) 公開当時、避難室のことをそう呼ぶことを知らなくて(笑) 映画はすごく面白かったです! ラストで捕まってしまったバーナムのために「泥棒に入ったけど、命を助けてくれた」と警察に言ってあげるシーンが欲しかったかなあ、ラウールもジュニアもムカつく奴だったなあ、あとジョディ・フォスターの胸ばかり目がいっちゃいました(笑)
ジョディ・フォスター任せ
個人評価:3.7
デビッド・フィンチャーの初期作品だが、セブンやゲームのような、キレッキレのセンスは無くやや残念。
怖さがウリだが、強盗役の3人は怖い人がいないので、ジョディ・フォスターの演技に頼るしかなくなる。肝心なパニックルーム自体も大した機能がないので、余計に彼女1人の芝居に、映画の見せ所が偏っている。
辻褄の合わない行動も目立ち、脚本が練り込まれていないとも感じる。
ジョディ・フォスターに助けられている作品と言えるだろう。
フォレスト・ウィテカー
パニックルームと言われる緊急避難用の隠し部屋が舞台となり、サスペンスが展開するのだが、建物の構造や配管を描き出すカメラワークがすごかった。
中盤までは手に汗を握るシーンの連続でビデオに釘付けになりました。後半になると、よくある強盗退治もの映画(そんなジャンルあるのかな?)という感じで、ちょっと惜しかったなぁ。
娘の持病は糖尿病?よくわからないけど、アメリカでは注射はペン型のものが主流になってないのかな?
物語が終ってみると、フォレスト・ウィテカーにわざとらしく感情移入させたいという意図が伝わってきたけど、もうちょっと極端に悪人から善人に変化するようにしたほうがよかったのかな。
面白いよね
これ当時見てたらヴィジットとかドントブリーズと並ぶくらい面白かったんじゃないかなと思うと悔しい〜〜
フォレストウィテカーがよかったな〜〜
ただあのあとどうなった?って感じ
フライトプランの演技と被るけどジョディフォスターはこういう感じが一番かっこいいし似合う。
先手先手の攻防戦!?
フィンチャーの作品群の中でも地味な印象でオープニングの雰囲気から独特なカメラワークの描写と青っぽい映像にフィンチャー節は健在だし作品全体が題材も含めシンプルなのが良い。
J・レトのどうしようも無い感じと呆気ない死に様にF・ウィテカーの森のクマさん的な優しい雰囲気と犯人三人の滑稽な遣り取りが笑える。
制約された密室の中での演出にハラハラさせられるし頭脳戦と言ったら大袈裟かもしれないがそれぞれに起こるトラブルの回避の仕方が楽しめる。
覆面の奴は稀にみるゲス野郎で指が挟まった時はざまあみろとスッキリした。
シチュエーションものの良作
ウィテカーの表情が本当に良い。
シチュエーションものとしては良かった。設定が少し不自然だったり、偶然が重なりすぎた演出に疑問が湧くことはあるにしてもウィテカーが全てを持っていってくれました。
フィンチャー炸裂
オープニングでクレジットが街中に浮いているとこ、
室内を連続的に移動していくカメラ、
ガス配管を流れていく羽毛など、
フィンチャーらしい映像が満載。
内容はというと、
単純で面白い。
善悪はっきり。
携帯取りに行くときのドキドキは素晴らしいです。
最後のジョディフォスターの表情は何?
ジョディフォスターの胸がいちいちエロい。
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