劇場公開日 1995年4月22日

「とにかく危険な川下りをするんだろうなという前振り」激流 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0とにかく危険な川下りをするんだろうなという前振り

2022年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

総合:60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:75点|音楽:70点 ):

 とにかく危険な地域での川下りをするとだという前振りがわざとらしい。伏線の回収ということを考慮していないというか物語の展開を隠す気がそもそもないのだろうが、その後の川下りへの展開が当然のごとく予想通りになる。
 物語も映画の基本に沿って犬も子供も惨い扱いをされることもなく、ひどい目にあうのは端役の人。長年にわたりもつれていた家族の絆も旅の途中ですっかり戻った。映像としてはそれなりに面白さもあったが、そのような理由で怖い話のはずなのに緊迫感が薄れて安っぽく感じてしまった。

 ケビン・ベーコンの若いころは『フットルース』『クイックシルバー』のような健全な正統派な役をする俳優だったが、しばらく彼の作品を観ないうちに本作では悪役をやっていて、その印象の違いに初めて観たときには驚いた。いつの間にか悪役や癖の強い役が増えて、むしろそのような役をする俳優という位置を確立してしまっていた。自分にとってケビン・ベーコンの役柄の転換を知った作品だったように記憶している。

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Cape God