劇場公開日 2007年6月22日

マジェスティックのレビュー・感想・評価

全27件中、1~20件目を表示

5.0名優ジム・キャリーと映画の魅力

2023年1月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

なぜ家に閉じこもってTVを見るのか?
便利だから?
気軽に見られるから?
他の観客はどこにいる?
そんな物が娯楽と言えるのか?

映画館という夢の魔法は…?

勇気、感動、ドラマ、そして恋。
映画の魅力を再認識させられる感動作品。

真っ先に言いたいのはジム・キャリーが紛れもなく一流の役者であるという事。

この作品に彼の持ち味でもある笑いのシーンはほとんどありません。
しかし彼は決して“コメディ俳優”なんかではなく、こんなにも人の心を動かす事のできる役者だという事を痛感します。

本当に素晴らしい作品です!

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びぃあぃじぃ

3.0物語がつながらない

2022年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1950年代。赤狩りにより映画界を追われた脚本家。記憶喪失になり辿り着いた村で大戦の未帰還兵に間違えられ、騒動の中心となってしまうお話。

物語は二つのテーマが描かれます。
一つは、記憶喪失の主人公が辿り着いた街。多くの若者を大戦で亡くし悲嘆に浸り、寂れ、活気を失った街が、主人公の『帰還』で笑顔と活気を取り戻す様が描かれます。レッドパージが吹き荒れるアメリカ社会から隔離された、御伽の国のような街で繰り広げられるファンタジー。
終盤からはリアル。レッドパージに対するハリウッドの、そして監督フランク・ダラボンの怒りを、主人公を通して訴えます。

ただ、私的評価は3。

どうしても、上記二つの主題が私にはつなぎ合わせることが出来なかったのが理由です。極端に言えば、まったく別のお話のように感じられます。
結果、クライマックスのカタルシスを感じることが出来ませんでした。
例えば、記憶喪失が中盤で治り、主人公のレッドパージへの恐怖と諦めを描けていれば、物語をつなげることが出来たかもしれませんが・・・

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よし

3.0赤狩り

2022年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ハリウッドで赤狩りの標的になった主人公(ジム・キャリー)は、自動車事故で川に転落、目覚めると記憶を失っていた。
そこで戦死者とされていた男に間違えられ、街の人気者になる。
父親は映画館を再開。
映画館の郷愁がメインのような展開だが、FBIは優秀だった。

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いやよセブン

4.5時代背景は分からないけど…

2021年10月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

幸せ

とても良い作品だと思いました。

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kana

4.5グレースケリー似の女優を使った効果

2021年8月18日
PCから投稿

ゆっくりとしたストーリー展開でじっくりと話が進んでいく。そのような雰囲気が全体を貫く演出としてぴったりいっていて絶大な効果を出しつつラストに至った。
とくに最初に出てくる女優と、その次に出てくる女優が同じ(そっくりな?)女優を起用してるところが非常に効果が高かった。それによって別世界できたんだという感覚が固定化されたように思う。そしてその女優は元から顔がグレースケリーに似ているだけでなくメイク、髪型、写し方がそのようになっており、見るものを古き良き時代へ誘い込んだ。
それで結局ことの真相があれしたらどうするんだろうと言うサスペンスが非常に効いていて途中のロマンスのシーンが結構長すぎるのだが見るものを虜にし続けたと思う。
最初のシーン、その次のシーン、クライマックスに向かってくるシーンの数々、そしてクライマックスと主人公の心境の変化とかその時その時の心境とかがめっちゃ良く描けている。脚本家とお手本とすべき素晴らしい脚本だ。
主人公が脚本家なのでこの素晴らしいオリジナル脚本を誰が書いたのか調べてみた。マイケル・スローン・・・全然知らないし過去に対した映画脚本も書いていないようだ。一体何者だろう ・・・
カメラはとっても上手い人でフィルムで撮った写真がことごとく美しい。
フィルムカメラで撮った映像には独特の色調とボケの味わいがありデジタルで撮ったものより遥かに心に響くものがある。映画監督よ、映画はフイルムで撮れ。

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タンバラライ

5.0映画ファンにはたまらない作品

2020年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 赤狩りのためにハリウッドの有能なスター、スタッフが次々と職場を追われた事実が真に伝わってくる。ストーリーの中心は映画と音楽、赤狩りと自由についてと基本の筋が有機的に繋がっていく。映画で言えば『ゾラの生涯』『巴里のアメリカ人』『欲望という名の電車』等など、名作を次々と織り交ぜていきます。

 音楽ではベニー・グッドマン中心だったような気がする。スペンサーが良かった。最後のナットキングコールも気持ち良かった。

 自由について考えれば、今のアメリカの風刺とも取れますね。合衆国憲法に明記されてる「自由」とは?と考えさせられます。とにかく、泣けるシーンが3箇所!全てはまってしまいました。もうジム・キャリーがコメディアンじゃなくても成功できる!とかの意見はどうでもいいくらい感動できました。

 見所は、声だけのカメオ出演マット・デイモン!(見所じゃなくて、聞き所か・・・)

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kossy

5.0寸分の隙も無いリアリズムでファンタジー

2019年10月23日
PCから投稿

あり得なさそうで、あり得ると思わせるシナリオの完成度は映画史上最高の出来映えです。
シンクロする人生が、とにかくミステリーでもありラブストーリーとしても素晴らしい。
なおかつ、米国の光と影、ハリウッドの赤狩り、議会や裁判の司法取引、それらの大きな渦が、収束していく結末は見事です。
最後かハッピーエンドなのも、良かった、感動した、生きてて、映画観て、これだけ感動するとは思わなかった、勇気と希望をもらえました。
こんな映画に出会えて良かった、そんな映画なので、万人にお勧めしたいです。

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アサシンⅡ

3.5いつも人々から愛されるジム・キャリー

2019年8月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.6
信じたい事と真実との対比。
悲しみの詰まった町で、町民がすがろうとした奇跡。
それをジム・キャリーの内から溢れ出す人々から愛される人柄が上手くマッチする。
名作「トゥルーマンショー」のような主人公を取り巻く周りの設定。
若者達が命を懸けて守ろうとしたアメリカの裏と表を、長い設定を使い演出している。
同監督の名作と比べれば、長いと感じる映画。

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カメ

4.5なかなか良い映画

2019年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この出来にしては、あまり評価されていないような。

見やすい反面、都合のよい部分があるので、軽く見られがちなのかもしれません。シリアスで押していない、その狙いを好意的にみるかどうか。あとは好み、というか相性。

これ戦場を描かない戦争映画なんですよね。発想の芯は。そこにエモーションがある。(その想いがないと書けないシナリオ)でも舞台は一見無関係なところにある。遠いところから引っ張ると、二十四の瞳と同じ構図。

じつのところ予備知識もなくテキトウに見たため、全然期待していなかったのだが、なかなか良い映画だな、と思った。

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okaoka0820

4.5隠れた名作

2018年11月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

そこまでヒットした映画ではなかったと思いますが、これは名作ではないでしょうか。
特に映画館が舞台になっているので、映画好きにはぐっとくる作品。

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光陽

4.0ラストには感動したが、途中が冗長かつ単調

ラストには感動したが、途中が冗長かつ単調。もう少し、テンポを上げるとか、メリハリを付けるとか、考えるべきだった。

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3.5今の日本と…

2018年1月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

以外に硬派の映画。
長いものに巻かれていると、大切なものを失う。娯楽映画の枠内で観客に訴える。
今の日本の状況を考えると他人事ではない。今見て良かった映画。

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hato

4.0映画らしい良い映画

2017年11月15日
iPhoneアプリから投稿

哀しみ、家族愛、恋愛、友情、ピンチと成功、勇気とハッピーエンド。映画らしい良い映画。

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ひでのり

4.5ルーク トリンブルのように。

2017年9月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1人の男が、自分を失い、自分を演じて、自分を壊して、また自分に生まれ直す物語。
絶望の町から「希望」を背負わされた男の物語。

「信念」「覚悟」「勇気」「自由」目には決して見えない人間が持ち得る最高の武器。
そして、これらをいとも簡単に打ち砕く、国家の「権威」「体制」「圧力」

力に屈しない生き方を。

人々が明日を生きるために必要なのは、
希望。
希望をもたらしたのは、英霊たち。
男に戦う力を与えたのは、町の人たち。
町の人たちと英霊たちを再び結んだのは、希望を背負わされた男。

ルーク トリンブルが残したもの。
生き続ける勇気。

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ちゃーはん

3.5ちょっと冗長に感じたけど

2017年6月4日
Androidアプリから投稿

いい話やった

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タウン

4.0●ハリウッド・テン。

2016年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

知的

幸せ

映画館に観に行ったな。「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」のフランク・ダラボン。どれも、なんだか優しい感じの作品でいいんだよな。
事故で記憶喪失になった男。どうやら彼は街のヒーローだったようだ。彼は街の希望だ。戦争で疲れ切った街に活気が戻る。しかし、父の死の直前に記憶が戻る。ハリウッド新進気鋭の脚本家で、共産主義者の疑いをかけられていた。やがて委員会は彼の居場所を突きとめる。

父にはやさしいウソをつくが、彼女には事実を話す。彼女も、本物の彼だったら権力に屈しない、と譲らない。最後はケンカ別れだ。
公開尋問で彼は屈するのか。

時は50年代前後。赤狩り真っ盛り。ハリウッド・テンだとか映画界もかなり粛清されたらしい。このへんも裏テーマとしてあったのかも。
『パピヨン』のダルトン・トランボ。彼もハリウッド・テンのひとりだ。のちに、『ローマの休日』が、実は追放中の彼が執筆していたことがわかったとか。『ジョニーは戦場へ行った』は必見だ。

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うり坊033

4.0終わってみたときの不思議な爽快感。

2016年2月17日
iPhoneアプリから投稿

ショーシャンクやグリーンマイル同様フランク・ダラボン監督の作る映画は終わったときに不思議と爽快感を感じます。

この映画も正しくそう感じさせてくれた、とても素敵な映画だと思います。

2時間半を長いという意見もありますけど、登場人物の心理描写を細かく描いているため、ちゃんと見てる分には間延びすることなく見れると思います。

個人的にはピアノを弾くシーンや答弁のシーンより、映画館を再建するシーンがとてもワクワクしました。

上記2作品に劣らない名作だと思います。

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りょうじ

5.0胸が熱くなる素晴らしい映画。 ドキドキできるヒューマンドラマに目頭...

2015年11月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

幸せ

胸が熱くなる素晴らしい映画。
ドキドキできるヒューマンドラマに目頭が熱くなる。
ラストは最高に幸せ。
答弁のシーンは圧巻。
個人的にはピアノのシーンが一番好き。

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もりや

4.5いい映画でっせ よく考えたなって感じで、 社会派で良い

2015年11月5日
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いい映画でっせ
よく考えたなって感じで、
社会派で良い

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レオニダス