劇場公開日 2004年2月7日

「【”恋に落ちるのに理由はいらない” 多幸感溢れる、ラブコメディ群像劇の傑作。】」ラブ・アクチュアリー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0【”恋に落ちるのに理由はいらない” 多幸感溢れる、ラブコメディ群像劇の傑作。】

2020年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

ー今作を観て、余りの脚本の素晴らしさに、”登場人物相関図”を作ろうとして”大変な事”になったのは私だけではないだろう・・・。-

 この名作に対してのレビューを書くのは、今更感が半端ないが、好きなシーンのみ幾つか列挙してレビューとする。

1.ピーター(キウェテル・イジョホー)の親友マーク(アンドリュー・リンカーン)が彼とジュリエット(キーラ・ナイトレイ:物凄く美しい・・。)の結婚式のビデオを”少し複雑な顔”をして撮っている姿。
 そして、ジュリエットから”頼んでいたビデオがピンぼけしていたから貴方のを貸してちょうだい”と言われ、アタフタしながら見せたビデオに”全面的に映っていた人の弾けるような笑顔”
 マークがピーターとジュリエットの家を訪れ、彼女に見せた”紙芝居”。
ー良い奴だなあ、マーク。-

2.若き英国首相(ヒュー・グラント)が官邸スタッフのナタリー(マルティン・マカッチョン)に一目ぼれしてしまい、”勘違い”から米国大統領との共同記者会見で、米国に対し、強気の発言をするシーン。
 (私は、今作の米国での評価が分かれたのは、このシーンが原因だと勝手に思っている。)
 そして、意を決してナタリーに公用車を使って会いに行き(コラ!)、学校のクリスマス学芸会で、二人の仲が公になってしまうシーン。二人を見る観客たちの優しい笑顔がとても素敵である。

3.作家ジェイミー(コリン・ファース)が、ポルトガル人女性オーレリアと”池の中で”恋に落ち、彼がポルトガル語を懸命に習得する姿と、”意を決して”彼女の家に行くシーン。そして、情熱的なポルトガルのオーレリアの”両親”から熱いキスをされるシーン。

4.妻を亡くしたダニエル(リーアム・ニーソン:今作では、戦いを封印)が義理の息子サムの恋を”懸命に応援する”姿。

5.我が道を行く、落ちぶれたロックスター(ビル・ナイ)の”ええっ、貴方のお気に入りはその方ですか!”という驚きと、ビル・ナイには有りえない笑えるシーン。

ー書いているときりがないので、好きな俳優さん達のシーンのみ記載。ー

<殆どの登場人物が”微妙に”繋がっており、且つ笑えるシーンも多いが、(”ミスター・ビーン”も2ヵ所で大活躍。)じわりと沁みるシーンもとても多く、鑑賞後、多幸感に浸れる作品でもある。>

NOBU
マサシさんのコメント
2024年2月10日

いい味出てますね。

マサシ