劇場公開日 1988年10月8日

「沈黙する前の作品」刑事ニコ 法の死角 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0沈黙する前の作品

2019年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 相棒の女刑事が『ジャッキー・ブラウン』のパム・グリア!これなかなか渋い。セガールのデビュー作となる本作であるが、髪の毛が心配になるほど前の方が薄い。

 ストーリーもアクションもデビュー作の割には落ちつきを見せるセガール。しかし、この映画の場面の展開がかなり不自然というか、カットしすぎの雰囲気。予定調和を考えれば想像できるけど、ちょっと立場もわからない刺客がいた・・・

 悪徳CIAを暴くというストーリーは好きだな。ただ、ベトナム戦争を肯定しているところはダメ。麻薬問題、コスタリカの神父、移民問題、かなりの社会派要素があるにも拘わらず、それほど訴えてこないのは弱い脚本ってことかなぁ・・・

kossy