クロスロード(1986) 劇場公開日 1987年4月18日
解説 ブルース・ギタリストを目指す青年ユージンは伝説のギタリスト、ロバート・ジョンソンの幻の曲を見つけ出そうとしていた。その友人だったウィリーに出会ったユージンはミシシッピーのクロスロードへ連れていってほしいと頼まれる。そこは自らの魂と引きかえに富と名声を得ることができる悪魔との契約の場所だった……。ブルースのルーツを求める青年の姿を描いたロードムービー。クライマックスには壮絶なギターバトルが繰り広げられる。
1986年製作/99分/アメリカ 原題:Crossroads
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2021年11月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ラルフ・マッチオの格好がブルースを好んでいるとは思えない80年代特有な一般的なスタイルと髪型、さすがにナイキのスニーカーはいただけない!? ラストのギター対決はハードロックからのクラシックと速弾きのオンパレードで、ブルースは蚊帳の外になり全くもって無関係な存在に。 粗い演出と単純にも感じる物語、80年代アメリカの青春映画とウォルター・ヒルでは無難な結果でもあるような、安易にロバート・ジョンソンの伝説を浅はかな大人達が食い付いた、でも何も考えずに楽しめるし映画好きな子供とか観た方が良いかも。 根っからの音楽好き、ブルース愛好者からのウケが良くないのは致し方ない。
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ラルフ主演のベストキッドが、あまりにもメジャーな為に、"ベストキッドのギター版"などと、評される事が多いですね。しかもDVD止まりで未だBD未発売、TV放送もしないなど、まぁ知られていないと言うことですが、私のようにコアなファンも多いのではないでしょうか? 元々VHS時代に、バイト仲間の速弾き派ギターリストに教えてもらって、それこそテープが擦り切れるまで観たものです。英語を確認したくて海外版VHS(CC:クローズドキャプションが入っていた)を手に入れて、HITACHIのデッキ(標準でCCデコーダが搭載されていた)に感謝する日々でした。 DVDはもちろんすぐ買いました。ライクーダーのサントラや、ヴァイのアルバムでバトルシーンが入っているCDや、オーディエンスフィルム(物は言いよう)でヴァイがライブでバトルシーンをひとりで再現した映像が収まっているVHSをヤフオクで見かけて、思わず買っちゃったりとかしましたね(反省)。 今ではAmazon Prime Video でHD?ぽい映像を観ることができます。 レンタルで¥199 ですが、当然購入(¥1500)しました。 ただなぜかR18+になってます(爆笑)もちろん誤表記でしょうが、〈ストーリー解説〉もなんか変ですよね? ※aukanaも同じ解説なので、Amazonと連携してる? ラストでのヴァイの登場に、クラッシック→ブルース路線が、なんで急にロック?しかも速弾き?と、違和感を覚えるのはギター経験者だけで、一般の人は、わくわくして楽しめると思います。 主人公ユージンが全く"悪魔"と思っていない演出も絶妙なところです。ラルフの顔の表情が本当に心底信じていない顔で、ウイリーと相対的なところが面白いです。実際、"悪魔"も歳をとっているので、ただのインチキヤローかもしれないという現実的な解釈を、視聴者に選択できる仕掛けになっています。 公開から30年以上経ちましたが、今でも心に響く作品です。
2017年2月26日
Androidアプリから投稿
ロバート・ジョンソンの知られざる楽曲を探す少年と老いたブルースマンとダンサーを目指す少女を描いたロードムービー。 ブルースマニアには不評のようだが、青春の刹那さや音楽の楽しさを上手く表現できている映画だと思う。
2015年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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悪魔とのギターバトルばかりが記憶に残っていたのだが、若者の成長物語のロードムービーだった。主人公が『ベスト・キッド』のラルフ・マッチオで、彼はいつも道を模索していて、そんな感じがよく似合っている。 ブルースを求道しているはずなのに、悪魔とのギター勝負は単なるテクニック合戦で、ブルースが全く関係なくなってしまうのが残念だった。そこはもうちょっとロバート・ジョンソンなどを絡めてほしかった。
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