ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記 : 特集
【きっと、あなたの“人生に残る”大切な映画になる】
試写鑑賞者、著名人、そして映画.com編集部も、川口
春奈の魂の熱演に心が強く響いた──「今この瞬間」
がとてつもなく“愛おしく”なり、涙が止まらない。

「泣けた」だけでは、とても足りない――筆舌に尽くしがたい感動が、公開前にもかかわらず全国で渦巻いている。
10月2日公開、川口春奈主演の映画「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」。
噂を聞きつけ、映画.com編集部も劇場へ向かった。誰よりも力強く“生きる”ことを選んだ1人の女性と、ともに生きる家族の実話の物語。

普段は映画館に行かない人までもが涙し、一様にこんな想いを胸に抱く。
記事を読む、ほかでもない“あなた”に、ぜひご鑑賞いただき感じてもらいたい。そうしてもらうために、私たちは言葉を、そして力の限りを尽くす。
【予告編】一分、一秒、あなたといたい。
【「泣けた」を超えて“人生の大切なもの”に出合う】
とめどない感情…まずは“その声”を聞いてほしい。

あらすじや概要は、予告編を観ていただければすぐに理解してもらえると思う。
そのうえで、ひと足先に鑑賞した観客の“声”を。ある人は7年ぶりの映画主演となった川口春奈の芝居に、ある人は自分の人生そのものに想いをはせている。
■「たくさんの人に届いてほしい」「人生で大切な指針を教えてくれた」「映画で泣かない人こそ、観てほしい」

こんなに涙が出るとは思いませんでした。生きていてほしいと何度も願ってしまうほど、家族の想いが伝わってきました。どの選択にも正解がなく、お互いを想うからこその葛藤が本当に苦しかったです。観終わった後も、ずっと心に残っています。沢山の人に届いてほしい。
(川口春奈の)強い気持ちが伝わってくる演技が本当に素晴らしくて。映画で泣くことなんて無いって人がいたら、見てみてほしいです。

一女性として、医療者として、そして家族、パートナー、友人など、様々な視点からいろんなことを考えさせられました。何が正解で、何が不正解というのはない。選択に責任を持つということ。涙が止まりませんでした。
1年半前、僕の妻は乳がんで他界しました。6年間、闘病しました。当時、子どもは8歳と6歳。子どもたちは、ママとの思い出はどれくらい残ってるのかな。ママ、大変だったけど、2人に愛情を注いでくれていたよ。大きくなったら、また一緒にこの映画を見ようね。
間違いなく、人生の中で大切にしたい指針になることを教えてくれた映画。今いる大切な人だけでなく、これから出会う大切な人たちみんなに、この映画を薦めたいと思います。

紹介した“声”は、ほんの一部。ほかにもたくさんの感想が寄せられています。
■心を撃ち抜かれたのは、観客だけじゃない――著名人たちも、こぞって涙した

数えきれない作品や現場を観てきた著名人たちも、この1本を観て、ただ1人の“人間”に戻り、こみ上げる感情をおさえきれなかった。
彼女らが心から綴った言葉を、受け取ってみてほしい。


【レビュー】編集部も鑑賞、口コミで広がる理由に納得
当たり前の「今」が宝物に。人生に刻まれた大切な1本

全国からの“声”を読むほどに、鑑賞前から涙があふれそうになる。しかし同時に、自分の目でも確かめたい、と強く思った。映画.comスタッフ2人が、鑑賞へ向かった。
●鑑賞した人①:映画.comスタッフ(男性)
“失う話”ではなく、“今そばにいる人”の話だった

正直、観る前は「重い映画」と身構えていた。でも、まったく違った。
スクリーンのなかの主人公・和は、誰よりも力強く“生きる”ことを選んでいたからだ。新しい命を、そして愛を選び取っていく。どんなことがあっても、いつだって“今がいちばん幸せ”なのだと――。
これは“失う話”ではない。今この瞬間、隣にいる人と生きる、そのことの尊さについての物語だ。
山戸結希監督の繊細でダイナミックな映像が、クライマックスにひときわまばゆい“輝き”を放つ。美しく肯定された選択のひとつひとつと、将一を演じた高杉真宙の「一生大切にする」というその言葉に、思いに、僕は声にならないまま泣いた。
劇場を出て最初にしたことは――“生き方が変わる映画”に、また出合えた

エンドロールが終わり、明るくなった劇場で、僕が最初にしたのはスマートフォンを開くことだった。特別な用なんてない。ただ、「今日、早く帰るね」とだけ、妻に送った。
世界には“生き方が変わる映画”が数多くある。2時間の体験が数十年におよぶ人生を決定的に変えてしまう、その魔法のような瞬間に、僕は数多く立ち会ってきた。
「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」。当たり前だと思っていた「今」が、どれほど大切な贈り物であるか、この映画は、包み込むように教えてくれた。
●鑑賞した人②:映画.comスタッフ(女性)
もし自分だったら、同じ選択ができるだろうか――そう問い続けていた

病と向き合いながら、それでも子どもを産む。和のその決断を前に、私はずっと自分に問いかけていました。
「もし自分が同じように余命を告げられたら、同じ選択ができるだろうか」。
はたから見れば、無責任だと言われる選択かもしれない。でも、だからこそ、2人の決意の重さが痛いほど伝わってくるのです。
次第に私はただ、素直に受け止められた。彼女と家族の決断の尊さを。幸せになる権利は、たとえ病であっても誰にも奪えないのだと、和の姿が教えてくれた気がします。
当たり前だと思っていた「大切な人」を、私はちゃんと大切にできているか

いちばん胸を打たれたのは、和が将一と娘・凛へあてた「世界一幸せになってね」という言葉です。
誰かの幸せを一番に願う――それこそが、愛の本質なのだと思う。
振り返れば私は、一緒にいられることを当たり前だと思って、大切な人についついつらく当たってしまうことがあった。だからこの言葉が、まっすぐに胸に刺さった。
病に蝕まれるなかで、優しくいられない自分に苦しむ和の姿もリアルで、だからこそ嘘がない。森田望智扮する、末期がんで旅に出たひかりの姿も忘れられない。
観終わって、いちばん大切な人の顔を思い浮かべたのなら。今、誰かのそばにいる、すべての人のための映画なのだと思います。
次は、あなたの“人生に刻まれる”番です。
「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」。







