私はあなたを知らない、 : 特集
【この映画を観て映画.com編集部で議論噴出!!】この
男の“愛”に涙する? それともドン引き? タイトル
どんな意味? 映画館を出た後、カフェや居酒屋で大討
論会開催 本作を観たら絶対に語り“愛”たくなる論争

■編集部A:私からみたら“この人”は
■編集部B:“この人”の行動は
■編集部C:娘と自分の孤独を重ねている…
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>映画.com編集部、徹底分裂!<
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8月28日公開、「私はあなたを知らない、」がとんでもないんです!!
鑑賞後、センセーショナルな展開に編集部内で激論勃発‼
議題:あなたはこの男を赦(ゆる)せる? or 赦せない?

さらには「気持ちが痛いほどわかりすぎる」「自分は共感と理解不能で半々、でもそこがめちゃくちゃ面白かった」「“あのシーン”でなんか笑っちゃった」などなど、議論噴出で社内がもう“粉々”状態。
観た人の意見がここまで割れるって、完全に非常事態。めちゃくちゃ気にならないですか――?

※以下、本記事では「私はあなたを知らない、」のなにがすごいのか、なぜ話したくなるのか、その“底力”を紐解いていきます。
【予告編】本当の父のように愛してくれたその男は、なぜ母を殺したのか。
【観たらすぐに誰かと語り“愛”たくなる衝撃の一本】
彼の行動は愛か狂気か。彼女の行動は愛か自分本位か。

まずは簡単なあらすじを見ていきましょう!
●[物語の“ここ”に注目してほしい!]
家族への愛ゆえに仕事を減らし、“今の幸せ”をつくろうとした男。子への愛ゆえに仕事を増やし、“未来の幸せ”をつくろうとした女。

工場勤務で天涯孤独の身、西山夕平(演:坂口健太郎)は、職場にやってきたパート職員・紗月(演:堀田真由)と出会い、恋に落ちる。
ある日、夕平は紗月からシングルマザーであることを打ち明けられ、5歳の娘・朝子を紹介される。紗月と朝子との生活で、夕平はこれまで知らなかった“家族”に触れ、徐々に心を開いていく。

幸せな日々を過ごし、めでたしめでたし……とはなりません! 朝子を巡り、2人の意見がどんどんと対立してゆきます。

実はこの対立こそが、本作の“正体”であり、最も没入していくポイント。
観たらきっとこう思う、
そして意見の相違から、紗月は徐々に、自分たち親子から夕平を遠ざけようとして…

●[意見が割れる大・問・題・作!?]
どこまでが愛情で、どこからが狂気なのか。観る人によって感想と解釈が全く異なる「カメレオン映画」。だからこそ、この映画について誰かと深く話したくなる。

劇中で、夕平はこんなことをします。
- ・娘の朝子との時間を増やすために(紗月と相談もせずに勝手に)仕事を減らす(しかも大幅に)
- ・朝子の運動会で暴れる(
どうしてそうなる!?→答えはぜひ本編で… ) - ・紗月と別れた後も、朝子の幼稚園に顔を出し、接触しようとする
- ・紗月の親にアポなしで会いに行く

鑑賞前に上記の行動を読むと、
ところが、鑑賞した映画.com編集部では意見が対立しているのです。
夕平はストーカー? 愛情が人一倍強いだけ? 紗月の決断は正しい? いや紗月こそ不寛容では? 夕平なりの理由は理解できる?
どこまでが愛情? どこからが執着?
本作は切ないラブ・ストーリーか、ヒトコワを描いたサスペンスか。愛はこれほどまでに人を狂わせるのか――

この映画のいい意味での“ヤバさ”、ぜひ劇場で体感してほしい。
できれば複数人で映画館がおすすめ! ほかの人の意見を聞いて
【深堀りレビュー】入口=サスペンス、出口=感動──
尊すぎる“タイトル回収”に、ぶちのめされた。

ここからは、本作を実際に観た映画.com編集部員が100%本音でレビュー。鑑賞の一助になれればと思います!
●[私はこの映画を“知っておきたい”、]
深い感動とユーモアの同居。笑って、怒って、泣ける映画。誰かを愛する身として、親になるかもしれない身として“胸に刻まれる”体験だった。

本作は成長した娘・朝子と、夕平が対面するところから、物語が動き出します。

母と“父”の間に何が起きたのか、過去を解き明かしていく構成で進んでいく――これが“最初の衝撃”です。本当に夕平が紗月を殺害したのか、疑わしい点がいくつかある。
「湯を沸かすほどの熱い愛」「浅田家!」「兄を持ち運べるサイズに」など“家族のカタチ”を描く良作を放ち続けてきた中野量太監督が、サスペンスフルに描くとこうなるのか、と唸りっぱなしの圧倒的展開――。
そんな物語にとことん没入していましたが、さらに驚くべきことに、
結末に“幸せとはなにか”を考えずにはいられない。本作は

さらに、実はこの映画、ユーモアがハンパなかったんです。
随所に“シリアスな笑い”――本人たちは真面目なのに、その姿がかえって笑える――がちりばめられて、
●[愛って、伝えるのが難しい]
“人それぞれの愛”のすれ違いから起こす悲劇のリアルさに、「私にとっての愛とは」を、誰かと一緒に考えたくなる。

坂口健太郎と堀田真由の熱演ときどき怪演にのせ、いろんな人たちの、いろんな関係の中でのそれぞれの愛が描かれていきます。
恋人への愛、子どもへの愛、知人への愛…

時には愛ゆえに「間違っている」行動に出てしまう。周りが見えなくなって暴走したり、支配しようとしたり、相手を傷つけたり…
そこで生じる感情の描写があまりにもリアルで、かけがえのない大事な人に、自分はちゃんと愛を伝えられているだろうか?と今一度考えたくなるのです。

解釈はひとつじゃない、人の数だけ答えがある。映画館を出たら、ぜひ誰かと「私にとっての愛とは」を語り合ってみてほしい。
●[史上最も尊いタイトル回収]
タイトルの“本当の意味”を知ったとき、“衝撃の感情”がやってくる――あなたは、どんな意味だと思いますか?

最後に、
このタイトルはどういう意味だと思いましたか?

なにも具体は言えませんが、私は“本当の意味”を知ったとき、今までにない衝撃を受け、忘れられない作品になりました。
それは「進撃の巨人」「ゴールデンカムイ」など“伝説的なタイトル回収”で話題になった作品に匹敵する、秀逸な“タイトル回収”だったから。鑑賞後、あなたは“タイトルの意味”を噛みしめながら劇場を出るはず。

「私はあなたを知らない、」
個人的に、自信を持って「超良作」だと激推しします。
こんなにも危うくて、センセーショナルで、人生すら変え得る…







