明日を夜に捨てて

劇場公開日:2026年2月21日

明日を夜に捨てて

解説・あらすじ

ひょんなことから夜の都会をさまようことになった2人の風俗嬢が繰り広げる何気ない会話のやりとりから、都市のはざまで生きる2人の秘めた意思や決断、情熱を描く。森田芳光監督の影響を受けて日本へ留学して映画作りを学んだ張蘇銘監督の初長編作品。

今に悩むアスカと、今を楽しむアヤ。デリヘル嬢として働く2人は、正反対の性格だが気が合い、暇があれば喫茶店や喫煙所、送迎車の中で他愛のないおしゃべりをする間柄だ。惰性のように流れる日々と、浴びせかけられる客の言葉に消耗し、未来の形さえわからない2人は、ある日の夜、送迎車の故障のため夜の街を歩くことになる。回遊するように夜の街を歩きながら、取り留めのない会話を続ける2人。やがてアスカが客から受け取った紙袋の中身をきっかけに、日常がわずかに狂い始める。

アスカ役を、小劇場を拠点に舞台・映像作品への出演を重ねている小日向雪、アヤ役を「若武者」などの映画やドラマに数多く出演する木越明が務めた。

2024年製作/60分/日本
劇場公開日:2026年2月21日

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映画レビュー

4.5 「空気」を観る映画

2026年2月24日
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鑑賞方法:映画館

物語の骨格は非常にシンプル。
だが本作の魅力はストーリーではない。
会話の間と温度にある。
何気ない雑談、くだらない冗談、少しだけ踏み込みすぎる質問。
登場人物たちは決して本音を正面から語らない。しかし、沈黙の隙間から感情が漏れていく。
「物語を追う」のではなく、二人と同じ夜を歩いている感覚になる。

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市蔵

5.0 夜を歩く私たち

2026年2月23日
iPhoneアプリから投稿

アスカとアヤ、二人の何気ない会話が、なんだかすごくリアルで。風俗嬢として働く彼女たちの“日常”が、特別じゃなくて、むしろ普通に流れていく感じが、逆に胸に刺さる。

夜の街をただ歩くシーン、何を話すでもなく、でも一緒にいる。あの空気感、女子同士ってこうだよね、って思った。言葉にしないけど、わかってるみたいな。

木越明さんの目、すごくよかった。疲れてるけど、まだ何かを信じてるような、諦めてるような…。
小日向雪さんの存在感も、なんかずっと心に残る。

派手な話じゃないけど、“今”を生きてる人の体温を感じた。夜が明ける前の、あのラスト、ずっと忘れないと思う。

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仲町

5.0 夜の東京に溶ける、ふたりの刹那

2026年2月22日
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池袋シネマロサで観賞。60分という尺に凝縮された、濃密な夜の物語だった。

風俗嬢として働くアスカ(木越明)とアヤ(小日向雪)。日常に疲れ、将来の形も見えないまま、ただだらりと時間を共にする二人。その何気ない会話や間合いが、なぜか痛いほどリアルだ。夜の街を彷徨うシーンの映像は、まるで観客もその場にいるかのような錯覚に陥る。

特に印象的だったのは、主演お二人の眼差し。虚無と哀しみ、それでもどこかにある温もりが、細かい表情から伝わってきた。ドイツ・オルデンバーグ国際映画祭で木越明さんがアジア人初の最優秀女優賞を受賞したのも納得の演技だった。

派手なドラマはない。ただひたすらに“今ここ”を生きる女性たちの姿が、心に深く残る。ラストシーン、夜が明ける前のあの瞬間――見終わった後、しばらく席を立てなかった。インディーズ作品ならではの生々しい輝きに満ちた一作。

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pj

2.0 笑い話

2026年2月21日
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単純

驚く

仕事仲間な関係性の互いの本名も知らないデリヘル嬢2人組の一夜の解放の話。

喫茶店で他愛もない会話をしていた2人が、それぞれプライベートや仕事で鬱憤を溜めて、そんな中送迎車が壊れてというストーリーで、ほぼオチ以外はあらすじ紹介に書かれてしまっている感じ。

34歳コンビニオーナーならまだしも、店長じゃあねぇ…なんて思っていたらまさかの!!!

それをどう感じたか、舐めるなよってところなんだろうけれど、ちょっとこの行動はファンタジーが過ぎるかなという若気の至りということで…まあ後悔するでしょうねw

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Bacchus

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