ナターシャ 盗まれたモナ・リザを取り戻せ

劇場公開日:2026年1月16日

解説・あらすじ

1960年代フランスで客室乗務員を目指すも時代の偏見に阻まれていた女性が、ある事件をきっかけに夢へのチャンスをつかむ姿を描いたヒューマンコメディ。

自由奔放で少し不器用なナターシャは客室乗務員になることを夢見ているが、当時の航空会社は女性に完璧な外見と従順さを求めており、採用試験に落ち続けていた。そんなある日、美術品輸送の臨時スタッフとして働くことになった彼女は、偶然にも名画「モナ・リザ」を運ぶ特別便に同行する。しかしその最中に思わぬ事件が起こり、彼女は人生最大の冒険に乗り出す。

テレビドラマ「キャッツ・アイ」のカミーユ・ルーが主人公ナターシャをチャーミングに演じ、イザベル・アジャーニ、ファブリス・ルキーニら名優たちが脇を固める。「未体験ゾーンの映画たち2026」(26年1月16日~、ヒューマントラストシネマ渋谷)上映作品。

2025年製作/94分/フランス・ベルギー合作
原題または英題:Natacha (presque) hôtesse de l'air
配給:プルーク
劇場公開日:2026年1月16日

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(C)2025 - STUDIO TF1 - DAÏ DAÏ FILMS - TF1 FILMS PRODUCTION - PATHE FILMS - SCOPE PICTURES - PETITE PANTHERE PRODUCTIONS

映画レビュー

3.0 為せば成る…困難には行動あるのみ!

2026年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
「それって、差別だわ。」
「1963年に、そんな言葉はないよ。」

寡聞にして評論子には知識がなかったのですけれども。
1960年頃のフランスは(フランスでも?)、こんなに家父長的な社会だったのでしょうか。
家庭の中での男女の役割は、明治民法下の日本社会のように、男性が外に働きに出て、女性はもっぱら家事万端を引き受け、いわば「家を守る」というのが、当たり前とされていた様子。

そうすると、当時のスチュワーデスというのは、女性が専門職として家庭の外で働くという、数少ないチャンネルだったのかも知れないと、評論子は思いました。
本作のナターシャ・マローが、スチュワーデスとしての就職に心血を注いだというのも、その理由によるものでしょう。

そして、スチュワーデスとして機内に搭乗するという、いわば「宿願」の達成のため、「本物のモナ・リザ」を求めるために必要とあらば、海に飛び込むことも、決して躊躇(ちゅうちょ)しない―。
言ってみれば「困難には行動あるのみ」とでも表現すべき本作のナターシャの行動力には、正直、目を見張ります。

「手に汗を握る」とまでは言い切れないところが、やや辛(つら)いところではあるのですけれども。

しかし、なかなかの良作には仕上がっていたと、評論子は、思います。

<映画のことば>
「家に帰ったら…結婚もする。営業マンと。ママの望みどおりの主婦になる。」
「そんなの、絶対ダメよ。夢を捨てて男に仕えるなんて言うなら、私は、二度と口をきかないわ。諦めずに希望を持つのよ。信じているわ。」

(追記)
評論子の若かりし頃は、そのスチュワーデスといえば、「美女の代名詞」と、相場は決まっていたものでしたけれども。

航空機を利用する客層が、いわゆる「社用族」限られていた時代には、大企業のオフィスで、その企業の「看板」ともいうべき美人秘書に囲まれて日常の執務をしていた企業のエグゼクティブ層にアピールできるよう、航空各社も、スチュワーデスには競って、いわゆる「美女」を採用していたとも聞き及びますけれども。

時代が下って、いわゆるLCC(Low Cost Carrier=格安航空会社)を始めとして、庶民の誰でもが旅行の交通手段の一つとして航空機を利用するようになると、スチュワーデスに求められる資質も、容姿の美しさから、気配りのできる性格の女性へと変化しているとも、評論子は聞き及びます。

実際、東京・北海道(当時は千歳空港)間に、北海道発としては初めて就航した格安系のとある航空会社は、スチュワーデスの制服として、それまでは「常識」とされていたスカート・スーツではなく、サロペットというカシュアルな服装を採用したことが、その開業当時としては、すいぶんと話題になったりもしました。
(身だしなみ?よりも、実際の接客での「動きやすさ」を重視して、制服として採用されたとのこと。
実際、大手航空会社では、かつては、スチュワーデスの制服といえばスカート・スーツでハイヒール、ストッキングの着用が「お約束」でしたけれども。
令和の今日日(きょうび)では、本人が希望すれば、パンツ・スーツも制服として選ぶことができるとも、聞き及びます。)

時代が下った令和の今でも、旅客機のスチュワーデスは、若い女性の間では「憧れの職業」なのでしょうか。

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talkie

2.0 2センチの憂鬱

2026年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

60年代のフランスコメディという感じのドタバタ感で制作されているので、最近のフランスコメディとして鑑賞している、フィリップ・ラショーさん監督・主演の「ヒャッハー!」「アリバイ・ドット・コム」シリーズで爆笑している私には、笑いのストレートさが無くてもどかしかったです。

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aki007

4.5 10秒に一度は笑わせにくる

2026年1月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

しかもそれが、日本とはもちろん、
アメリカともイギリスとも違うフランス風。
おまけに1960年代風。舞台設定だけじゃなく。
(ファントマって、こんな感じじゃなかったかなあ)
その雰囲気が大好きで、最初から最後までクスクス笑いどおし。

そのうえ、
現代視点のネタを交えたり、映画ネタがあったり、
ナレーターもネタにしたりするメタ要素も加え、
考え得るくすぐりは全て入れました的な。

とくに最後の、ジャックのネタには爆笑。
いや〜、楽しかった♪

ちなみに、限定公開で観たけど、
製作にネトフリ入ってます。

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島田庵

4.0 私、飛んでるッ!!

2026年1月19日
Androidアプリから投稿

笑える

幸せ

カワイイ

スチュワーデスの採用試験に落ち続けた女性がモナ・リザの絵が盗まれる場面に遭遇したことから思いもよらぬ旅が始まり…といった物語。

そんな採用試験あるかよw!!
…な序盤から始まり、メタい掛け合いを見せながらモナ・リザ奪還を試みるも、その裏には驚くべき真実が隠されており…。

爆笑とは言わずとも終始クスクスさせられるコメディ展開だし、スチュワーデスに執着するものの現職のプライドもしっかり持っているし明るく楽しい性格だし努力できるコだしスタイルエゲツないしでワタクシ的めちゃくちゃタイプなナターシャ。営業マンでも銀行員でもなく、ワタクシMARがおりますよ〜

…さておき、ずっとおふざけコメディではあるものの、なんやかんやで夢に向かった良い話だし、なんやかんや娘の旅路を嬉しそうになぞるママの姿等々、思いのほかグッとこさせられる。

でもやっぱりポンポンッ!!とか、時代を先取りしすぎのネギトロさんだったり、ボート上のご都合展開だったり…クライマックス付近は笑いっぱなしだったり、何も考えずに観られるコメディ作品としてとにかく秀逸な作品だった。

ネギトロさん、その真実を約60年後の世界に早めに知らせて欲しかったなぁ〜(笑)

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MAR

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