ライフテープ

劇場公開日:2026年3月28日

ライフテープ

解説・あらすじ

「夢半ば」「1人のダンス」など自身の経験をもとに劇映画を制作してきた監督・俳優の安楽涼による初のドキュメンタリー作品。安楽監督の親友であるストリートダンサーでアーティストの隆一と妻・朱香、ふたりの息子で約12万人に1人といわれる指定難病「メンケス病」を抱える珀久の3人と猫のフィガロが織りなす愛おしい日々を軽やかに映し出す。

2022年10月、幼なじみで親友の隆一から「家族を撮ってほしい」と言われた安楽監督は、彼らの日常にカメラを向けはじめる。隆一と妻・朱香の間に生まれたばかりの珀久は、銅の欠乏によりさまざまな健康問題が生じる先天性代謝異常症「メンケス病」を抱えている。親子3人と猫のフィガロの暮らしには笑顔が絶えないが、出産から診断までの朱香の日記には、現実をなんとか受け止めようとするふたりの切実な言葉がありのままにつづられていた。逃げ場のない孤独と不安に向き合いながら日常を紡いできた彼らは、珀久の喉の切開手術という大きな決断のときを迎える。

2025年・第16回「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」での上映版に再編集を加えて劇場公開。

2025年製作/101分/G/日本
配給:東風
劇場公開日:2026年3月28日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
安楽涼
プロデューサー
大島新
前田亜紀
撮影
安楽涼
編集
安楽涼
音楽
RYUICHI
全てのスタッフ・キャストを見る

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16

(C)「ライフテープ」製作委員会

映画レビュー

5.0 30代のご夫婦とそのお子さんを, 幼馴染の映画監督(小学校から一緒...

2026年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

幸せ

30代のご夫婦とそのお子さんを, 幼馴染の映画監督(小学校から一緒だとか)が, 映像に収め続けた記録.
お子さんは難病で, 常時付き添いが必要,
調べても症例が少なく,
希望を持っても, 次の通院で主治医と会うたびガックリ
ご夫婦お互いしか支えがいなかったと.

友人に告げても, 聴かされた側も反応しようがないし, どんな反応が返ってきてもつらいと.
身内も結局できることがないと.
本当にお二人だけの, 孤独な闘い.

奥様のほうの, 出産から退院までの日記が, 映画で一部紹介されました.
後で見るのがつらい, あえて蓋をしてる感じ, だと.

ですが, この映像で観れたご夫婦は,
お人柄が, ただ眩しくて…
少しでも前を向こう,
ポジティヴを何でも拾って共有するご姿勢.
とても素敵だなとで.

お洒落やペアルック的なことも, 何気なくしています.
ベビーカー連れで散歩する際も, 会話は明るいし, お子さんを楽しませようと全力です.
見え方はとっても自然体.
闘病にありがちな, 悲壮感でやつれて…という見せ方ではない.
(憶測ですが, カメラに収めてほしいと頼んだ本人たちだから? )

映像に収めること自体が, 瞬間・刹那のもので
温かさと痛さとが入り混じって感じられて.

当方がうかがえたのは, 田端のチュプキさんでの上映最終日でした.
終映後、突発で監督さんが少し話してくださりました.
幼馴染だし PV収録もあるしで, 頻繁に会ったりやり取りはあり,
ご家族は今も元気だとうかがえました.
そのことに, 心の底から安堵し, 涙が出てきました.

本映画で触れた時期は, ご出産から1年間ほどでしょうか.
それ以降も, 映像に収めてはいたが, もう生命の危険はない,
当時ほど起伏は無い, おそらく映画にはしないと.

私見ですが, "映像に収めるまでもない, ありきたりな日常" が, 何より美しいと感じます.

今年ここまで映画館でみた, 色んなもののうち(まだ6月中旬ですが)
お世辞抜きで, 一番眩しく感じられた印象です.

コメントする (0件)
共感した! 0件)
woodstock

4.5 幸せのおすそ分け

2026年6月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

癒される

カワイイ

安楽監督の舞台挨拶付きの回で観ました。
珀久くんの愛おしさと、朱香さん、隆一さんの
溢れんばかりの愛情に「幸せ」のおすそ分けを
もらいました❤️
厳しい現実の毎日のはずなのに、何故か私まで
笑顔でほおずりしたい気持ちになってました。
岩崎家の愛の幸せシャワーを浴びに、また
観に行きたいです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ももいろのきりん

4.5 この家族は、もう大丈夫──

2026年4月4日
iPhoneアプリから投稿

ドキュメンタリー映画を観て、こんなにも切なくあたたかい涙を流したのは初めてかも。

撮影者(安楽監督)と撮影対象者(隆一さん)は中学時代からの親友。

《この日、隆一は「家族を撮ってほしい」と言った》

安楽監督の眼差しを通じて映し出される隆一さんファミリー(妻の朱香(アヤカ)さん、息子の珀久(ハク)くん、愛猫フィガロ)の生き様は本当に素敵だった。

息子の病気を知って以来、不安でいっぱいだった夫婦の顔が、子育てを通じて次第に、強く優しく、自信と信念に満ちた“親”の顔へと変わっていく。

元気な体に産んであげられなかったことへの自責の念に苦しんでいた朱香さんは、隆一さんの「この二人となら幸せになれると、珀久が僕らを選んで生まれてきてくれたんだ」との言葉に救われ、前を向き始める。「幸せにできるのは私たちしかいないんだ」

途中、何度も、珀久くんが苦しい痛いと泣くシーンに、この先どうなるんだろうと心配でため息が出たが、その度、夫婦の献身によって笑顔を取り戻していく珀久くんの姿に胸が熱くなった。

愛いっぱいの両親のもとに生を受けた珀久くんはきっと、これからも、試練を乗り越えながら、幸せを感じて生きていく。

この家族は、もう大丈夫──そう思えたハッピーエンディング。

映像の美しさ、隆一さんの音楽やダンス、PV含め、とにかくカッコいい映画でした。

余談ですが、本作は、よくある“予告を観て期待しすぎてガックリ”パターンの逆。予告で感じた期待の遥か上を行く感動をくれました。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ひげしっぽ

4.0 安楽監督らしさのあるドキュメンタリー

2026年4月2日
iPhoneアプリから投稿

安楽監督の友人リュウイチさんの家族ドキュメンタリー マイナーな難病のお子さんの医療的、社会的側面を映す所謂ドキュメンタリーっぽい映画ではない 本当に辛い思いを描いているのになぜか風通しのよさがあり家族愛をより引き立たせている 辛い内容だがフッと希望が美しく輝く傑作

コメントする (0件)
共感した! 1件)
madhound