Shiva Baby シヴァ・ベイビー

劇場公開日:2026年2月27日

Shiva Baby シヴァ・ベイビー

解説・あらすじ

自分の価値や将来に不安を抱く大学生が、親戚の葬式をきっかけに自己崩壊の危機に直面する数時間の出来事を描いたコメディドラマ。

大学卒業を間近に控えたダニエルは、誰が亡くなったのかも知らされないまま親戚のシヴァ(ユダヤ教の葬式)に参列する。故人の自宅では、幼なじみで元恋人のマヤがロースクールに合格したことで賞賛される一方、ダニエルは冴えない進路や容姿の変化について親類縁者たちから不躾に詮索され、居心地の悪さを募らせていく。そんな中、数時間前に会ったばかりのパパ活相手・マックスが、容姿端麗な実業家の妻キムと赤ん坊を連れてシヴァに現れたことで、ダニエルはますます混乱していく。

「ボトムス 最底で最強?な私たち」のエマ・セリグマン監督がコロナ禍の2020年に発表した長編デビュー作で、セリグマン監督がニューヨーク大学ティッシュ芸術学部の卒業制作として手がけた短編「Shiva Baby」を長編映画化。Z世代のアイコンとしてアメリカで人気を誇る俳優・クリエイターのレイチェル・セノットが、短編版に引き続き主演を務めた。「シアター・キャンプ」のモリー・ゴードン、テレビドラマ「glee グリー」のダイアナ・アグロン、「シリアスマン」のフレッド・メラメッドが共演。

2020年製作/78分/G/アメリカ・カナダ合作
原題または英題:Shiva Baby
配給:SUNDAE
劇場公開日:2026年2月27日

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映画レビュー

3.5 親戚づきあいというゆるやかな地獄に仏

2026年4月30日
PCから投稿
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村山章

4.0 ユダヤの喪の集いで、パパ活JDテンパる

2026年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

斬新

エマ・セリグマン監督が2020年にデビューした本作の次に撮った2023年製作の長編「ボトムス 最底で最強?な私たち」が、2026年2月27日までアマプラで配信中だ。2月28日からはMGM Amazon Channelに切り替わるようなので、MGMの追加サブスクをしていないアマプラ会員は早めに鑑賞するのがおすすめ(MGMにも無料お試し期間はあるが)。

「Shiva Baby シヴァ・ベイビー」と「ボトムス」はどちらもシニカルなコメディで、クィア要素など一貫性も認められるが、「ボトムス」の方が比較的間口の広い娯楽作。一方の「シヴァ・ベイビー」は人物設定も状況もかなりニッチだが、共感できる点、考えさせられる点もある。どちらかを先に観て、気に入ったらもう1本を観るのでももちろんいい。

セリグマンは1995年カナダ生まれ。ユダヤ系の父と結婚を機にユダヤ教に改宗した母に育てられ、故人の埋葬後7日間続くシヴァ(ヘブライ語で「7」の意味)にもたびたび参加したという。また、彼女はかつてバイセクシュアル、2023年以降は同性愛者であることを公言しているほか、学生時代に短期間パパ活を試したことまでインタビューで語っている(ちなみにパパ活をする女性はsugar baby、パパ活の相手はsugar daddyと呼ばれる)。

そうした実体験に着想を得て、ニューヨーク大学映画芸術学部の卒業制作で撮った短編映画「Shiva Baby」がサウス・バイ・サウスウエスト映画祭で話題になり、それを長編に発展させたのが本作だ(なお元の短編はvimeoで無料公開されている)。短編でも主演したレイチェル・セノットが、長編化に際してセリグマンを大いに励まし鼓舞したという。

主人公の女子大生ダニエルは両親とともにシヴァに参列し、親世代以上のシニアの親戚たちに品定めされるようにあれこれ言われる。その気まずさや閉塞感はもはや喜劇というよりも心理サスペンス。さらにダニエルの感情を引っかき回すような出来事が続き、テンパっていく姿を眺めるこちら側もなんだか胸が苦しくなるようだ。

シヴァに遅れて参列する美人妻キム役でディアナ・アグロンが出演しているのも、ドラマ「glee グリー」のファンには嬉しいポイント。アグロン自身はユダヤ系だが、キム役はユダヤ系の男性と結婚した非ユダヤ系の設定なのもひねりが効いている。

女性監督の意欲的なデビュー作として大いに評価するが、個人的な好みでいえば第2作の「ボトムス」を推したい。

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高森郁哉

3.5 ストレスというより生き地獄。

2026年5月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

エマセリグマン監督の初長編たそうだ。

名前も知らん親戚の葬式というのはたまにある。
しかしそこでビアンの元カノと、パパ活相手のおっさんと鉢合わせ、というのはなかなか無い設定だ。
そして親戚が根掘り葉掘り学校、就職などなどプライベートにズカズカ踏み込んでくる。母や叔母さんは探偵並み、人の良いお父さんは悪意無しでむしろエグい。
やっぱりパパ活相手がいる後めたさが主人公を追い詰め判断あやまり、崩壊させ行くわけです。

ユダヤ教の人が皆んなこうのかは知らんが日本の田舎はだいたいこうである。心に余裕が有れば楽しく過ごせたはずなのに残念なはなしである。
あ、他人事なんで楽しく見れます。

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masayasama

3.0 親戚との会話のしんどさ

2026年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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ひでちゃぴん