劇場公開日 2007年1月20日

「最後が何か呆気ない」ディパーテッド 321さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0最後が何か呆気ない

2017年9月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

色々と疑問はある作品だとは思う。潜入調査を行うディカプリオ演じるコスティガンの目の前で、あれだけの暴力と違法取引やっているのであれば、もう十分に現行犯逮捕出来るのではないだろうか。潜入調査が疑われながらも、まだメールを送り続けるのも危険を省みな過ぎ。そして、彼女に託した封筒は何だったのか?
でも本作には、そんな小さなことを吹き飛ばす、ジャック・ニコルソンの怪演振りがある。『シャイニング』を彷彿させる狂気に満ち溢れた演技だった。これには、さすがのディカプリオ、マット・デイモンの存在も霞んでしまう。
そしてちょっと驚きだったのは、最後の呆気なさ。ただ、香港映画のリメイクと聞き、あぁ香港映画だったらこの展開はありかもと勝手に納得。

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