私たちの話し方

劇場公開日:2026年3月27日

私たちの話し方

解説・あらすじ

聴覚に障がいのある3人の若者たちの変化と成長をみずみずしく描いた香港発の青春映画。

20代のソフィーは3歳の時に聴覚を失い、人工内耳を装用することで「聞こえる人」として“普通”の生活を送ろうとしている。一方、ジーソンは生まれながらのろう者として、手話話者であることに誇りを持って生きている。アランは人工内耳装用者で、手話と口話のバイリンガルだ。手話禁止で口話教育を推進するろう学校で出会ったジーソンとアランは、お互いの環境の違いを認識しながらも、親友のまま大人になった。やがて、人工内耳を推奨するアンバサダーとしてアランとソフィーが出会うが、人工内耳の推進イベントでソフィーが語った「科学が発展すれば、この世からろう者はいなくなる」という言葉にジーソンが激怒してしまう。

「作詞家志望」「黄昏をぶっ殺せ」のジョン・シュッインがソフィーを演じ、パンサー・チャンによる主題歌「What If」の作詞も担当。「狂舞派」「狂舞派3」で高く評価されたアダム・ウォン監督がメガホンをとった。2024年・第61回金馬奨にて最優秀主演女優賞(ジョン・シュッイン)を受賞。2025年・第20回大阪アジアン映画祭ではスペシャル・メンションを贈られた。

2024年製作/132分/G/香港
原題または英題:看我今天怎麼說 The Way We Talk
配給:ミモザフィルムズ
劇場公開日:2026年3月27日

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(C)2024 One Cool Film Production Limited, Lee Hysan Foundation. All Rights Reserved.

映画レビュー

5.0 みずみずしく繊細に描きだす、アイデンティティの迷いと気づき

2026年3月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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ニコ

3.5 手話禁止のろう学校に驚いた

2026年7月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

20代のソフィーは3歳の時に聴覚を失い、人工内耳を装用することで聞こえる人として普通の生活を送っていた。一方、ジーソンは生まれながらのろう者として、手話話者として生きていた。また、アランも人工内耳装用者で、手話と口話の両方が出来た。
この3人の話。

医療が発達すればろう者が居なくなるかもしれないが、それなりの費用も必要だろうから、それは金持ちだけの話かもしれない。
昔、エスペラント語が浸透すれば通訳は不要になる、なんて話を聞いたことがあるが、母国語以外をマスターする、出来る、人が全てではないし、最近エスペラント語なんてのを聞かなくなった。
手話も各国言語ごとに違うらしいし、手話が出来るからそれだけで世界へ出ていけるかといったら全く違うわけだけど、日本語、日本語手話、英語、英語手話、みたいな感じで、一つの言語として考えるべきなんだろう。
手話禁止で口話教育を推進するろう学校もいうのが存在することに驚いたし、まだまだ知らないことが多いな、と本作から刺激をもらった。

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りあの

3.5 選択肢はある、私はそれを選択できる

2026年5月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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ひでちゃぴん

4.0 みんなそれぞれの幸せと、居場所。

2026年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

レヴューが良いので観てきました。
とても良かった。香港映画なんですね。とても好感の持てる丁寧な作り方でした。

3人の聾者の若者の友情と、それぞれの生き方。

1人は手話に誇りを持ち、スキューバダイビングの夢を追う。
1人は人工内耳をつけるも、手話もできるいわゆるバイリンガル。
女の子ソフィーは、3歳で聴力を失い、6歳で人工内耳をつけ、基本的に聴者とずっと同じ生活をしてきた優等生。

聴者と聾者の軋轢や葛藤の話は映画にもよくあるけれど、聾者どうしの中で、手話をする・しないの選択やハンデに対する考え方の違いがこんなにあるとは知らなかった。

男子2人は聾学校からの幼馴染、親友で、子供の頃の2人がめちゃくちゃ良い!めっちゃ可愛い!
小さいのに、「これからもおまえとは手話を使うと約束するよ!」なんてセリフにホロリ。
そんな2人が大人になって、ソフィーと出逢う。

そのソフィーがいつも一生懸命で、大変可愛いです。
少し過保護気味なお母さん(どうやらシングルマザー?)の期待に応えたくて子供の頃から健気に努力し頑張ってきた感じで、ずっと無理してきたんですね。

今回の男子との出逢いで、アイデンティティが大きく揺さぶられることとなり、仕事も、生き方も、迷い始める。

観終わって感じたのは、【生きづらさ】で悩むのは聴者も聾者もみんな同じだということ、、、

そして、自分らしく笑顔でいられる場所を見つけることで、やっぱり人は幸せになれるんだということ。

最後はソフィーのお母さんもわかってくれたみたいで安心した。

人工内耳をつけるのも選択、手話でやっていくのも選択、肝心なのは、どんな選択であっても受け入れる社会でありたいということ。

良い映画でした!

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Mariko