「大(おお)大吾の爆発力」箱の中の羊 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
大(おお)大吾の爆発力
大吾のヒューマノイドに対する自然な反応を見るに、大吾という素材があっての物語だと思う。
アクシデントで息子を亡くし、立ち直れない妻を想えば、ヒューマノイド翔に対して、パパのふりをできなくもないが、「ワシはお前のパパではない」と素直な拒否反応を露骨に表すあたりが、大吾そのものに感じるし、是枝監督が期待したことでもあると思う。
亡き息子にあまりにも似たAIロボットが現れれば、時間がそこで止まってしまい、先に進めなくなることは分かりきったことではあるが、いざ、実物を前にすると感情を抑えることができない。
いろんな作品で、死んだ子供をアンドロイドとして復活させることが語られているが、前半はそれらをトレースするような内容で、目新しさは感じない。
複製としての自我の目覚めも、何度も擦られてきたテーマであり、このまま結末に向かってしまうと凡庸なストーリーになってしまう。
そんな危惧を持ちながら、見続けていると、ヒューマノイドに対する嫌悪感が違った感情に劇的に変わる場面がある。大(おお)大吾の爆発力によって、明らかに流れが変わった。
子役の力を引き出す是枝マジックは健在で、終わってみれば、救われた気持ちになってしまう不思議な作品でございます。
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普段からテレビは1ミリも見ていないので、大悟にちゃんとした演技力があるのを知りませんでした。まだまだ芸能界には俳優にふさわしい逸材がいるかもしれないと思うと、新機軸の作品から目が離せませんね。
共感ありがとうございます。
自分はそうハマらなかったのですが、お笑いの人は場の空気感を読むしスピーディーに反応するから達者だなと。
積み木はなんか大きな意味持って来るのか、風呂に浮かべて・・と思いましたが。
共感ありがとうございます。大悟というひとは見た目と岡山弁についついつられてしまうけど基本的にはスマートというか品のいいひとだと思います。いかにも是枝監督好みですね。





