「コロンビアを舞台にしたハードなアクション映画」ドミニク 孤高の反逆者 Anarchistさんの映画レビュー(感想・評価)
コロンビアを舞台にしたハードなアクション映画
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ウクライナから訳ありで飛んで逃げていた女性がコロンビアのある村の上空でカルテルの部下に撃墜されるところから始まるミステリアスな映画。村である一家の家に泊まることになった女性は運悪くカルテルとの血みどろの戦いに身を投じることになる。バイオレンス満載でかなりダークな展開だがご都合主義では無いところが逆によかった。割とドラマ仕立ての前半〜ジョン・カーペンターの「要塞警察」ミーツランボーのような展開になる中盤〜賛否両論であろうクライマックスのバトル、実に見応えがある展開だったのだが。しかし、ラスト5分だけ個人的にいただけない。終わり方に不満があったので星三つ。終わりはしっかり描くべきだったタイプの作品。おそらく予算か上映時間の都合でバトルが丸々カットされている。いやいや。ふざけるな。
アクション映画としてはガンアクションがメインでマーシャルアーツ的なものは少ない。ただゴアはそれなりにあるのでその辺りが苦手でなければ楽しめるだろう。
主演のオクサナ・オルランは今回見るのが初めてだった。ウクライナ人?だがおそらく英語は上手い。映画の中では訛りがある設定だが実はペラペラだと思う。個人的にはタイプではなかったがアクションヒーローとしての魅力は十分で非常にかっこいい。個人的に主人公を匿うコロンビア人の一家でアブリルを演じた女の子の表情や演技が非常に良かった。調べたらアラナ・デ・ラ・ロサという子役らしい。この先頑張ってほしい。
全体的に素晴らしい内容だっただけにラストが惜しい作品だった。
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