「映像で観ると気づくことの多いライブだった」リアム・ギャラガー ライブ・アット・ネブワース2022 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 映像で観ると気づくことの多いライブだった

2025年10月24日
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鑑賞方法:映画館

OASISがネブワースで2日間のライブを開催して26年。リアム・ギャラガーがソロで行ったネブワースでのライブ。
「I Am The Walrus」の歌い出しフレーズを観衆に叫び始まるこのライブ。OASISの曲で盛り上がり、みんなが一緒になって歌う。観客が着ているTシャツや身につけているグッズも圧倒的にOASISのものだ。それはわかる。でも、リアムのソロ曲でもちゃんと皆が盛り上がり歌っていた。「Roll It Over」や「More Power」といったバラード曲をリアムがちゃんと歌い上げていたことに嬉しくなった。OASISを解散してからソロアーティストとしてちゃんと活躍し、すっかり大御所感が出ているじゃないか。
OASIS解散後、私が実際にライブを観るのはなぜかノエルばかりだった。新しい手法で音楽制作を試みていたノエルと違い、改めてリアムのライブを観ると彼の方がOASISの流れを正しく継承しているように感じるから不思議だ。とても安心感があった。
アルバムとして音源は聴いていたこのライブ。映像として観るのは初めてだったので気づくことも多く新鮮な体験だった。グラサンをかけてギターを弾くフリをしていたあの小さな女の子がリアムのMCで触れられるタンバリンの子だったのかとか、ツインドラムでちょっと叩いていた男の子はリアムの息子なのか?とか、母ペギーに捧げた曲は「Live Forever」だったのか(アルバムでは「Champagne Supernova」のような編集がされている)とか、26年前と同様ジョン・スクワイアが出演していたのかとか。観やすい映像だったし演奏もよかった。上映時間がちょっと短めだったことを除けば大満足だ。
先月OASISのネブワースライブ(Day2)を観た時にはチケットを確保できず来日公演を観ることができない気持ちを晴らそうとしていた。ところが最後の最後に、見切れ席の追加販売でチケットを確保できたので、今回の映画鑑賞は完全な来日公演のいい予習となった。ネブワースの観客たちと同様、一緒に歌ってくるつもりだ。

kenshuchu
おひさまマジックさんのコメント
2025年10月24日

イイネ!をありがとうございました!
コメ主さまは土日どちらにご参戦ですか?(私は日曜です)
当選よかったですね!!
いずれにしても、シンガロング楽しみましょう!!

おひさまマジック