「タイトルがちょっと誇大かなと。」栄光のバックホーム Raicesさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルがちょっと誇大かなと。
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野球ファンで、当然横田選手の引退試合でのバックホームも知っています。
その「バックホーム」と彼の入場曲である「栄光の架橋」を合わせてのタイトルだと思いますが、作中では誰も「栄光のバックホームだ」とは言わず、「努力のバックホームだ」等、違った言い方をしていたのが気になりました。
登場人物が多すぎて、「あれ、これ誰だっけ?」という人が多く、キャストオーバー感が否めません。横田選手役の松谷さんが「〇〇さん」といった名前を拾う必要があります。実際の人物を俳優が務める難しさを感じました。
この映画はいわゆる「ドキュメンタリー」ではなく、横田選手の生涯を描いた作品です。実際の映像はないのかなぁ、と思っていましたが、最後に引退試合でのメッセージがありました。
ただここで、バックグラウンドで「栄光の架橋」を流したことは違うなぁ。名曲ですが、彼が語った一語一句を聞きたいと思ったのは自分だけではないと思いたいです。
彼の高校時代(入団)時代から、約10年間の中ですが、老けない幼馴染、老けない北条選手も……(笑)
ラストシーン手前で北条選手が屋上でバットを振るシーン、あれの差し込みは過剰かな……家族が頑張った横田選手へ語る言葉の一言一句を噛み締める場面で叫びながらバットを振る……あれ、まだ亡くなったことは知らないよね……?なんて思いながら見ていました。
期待をしていた割には、物足りなさも感じました。
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