「キャストに救われた作品」ワン・バトル・アフター・アナザー タロウさんの映画レビュー(感想・評価)
キャストに救われた作品
アクション映画として宣伝してる割には大したアクションがあるわけでもなく、
ではキャラクターに魅力があるのかといえば、みんな中途半端な生き方をしていて、それで間抜けなところとか奇人的な部分をみせられてもなんのギャップも生まれないし…
ならば、ストーリーが面白いかといえば、明快で話がわからなくなるという事はなかったが、それは他の要素(キャラクター、演出)が優れていないとただただ物足りないだけで、何の相乗効果も生まないのですが🖐️😅
ディカプリオが観たくて劇場に行ったのに実際の主役は娘だし、肝心のディカプリオはただ追いかけて逃げての繰り返しで物語的には何もしてないじゃないか😢
なによりダメだった一番の原因は敵に敵としての魅力がなさすぎたことだった
前半は警察(軍人?)としては真っ当に仕事をしているだけだし、後半のKKKに認めてもらうために娘を処分する部分も、直接手を下すわけではなく民兵みたいなのに引き渡したり、いつまでも悪人らしい事をしないので、敵に対しての憎しみの感情が全く掻き立てられなかった
映画としてやるべきことをしっかりやっていないので、過度に会話で下品なワードを使ったり、パスワードのくだりの天丼だったりが、小手先のウケ狙いとしか感じられないシーンになってしまい、ウンザリしました
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