劇場公開日 2025年6月27日

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カーテンコールの灯のレビュー・感想・評価

全29件中、21~29件目を表示

3.0エピソードの扱いが不器用

2025年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

家庭でも、仕事でも、問題を抱えた中年男が、癒しのための素人劇団に誘われ、という感動系の話、なのだが‥‥。
いくつかのエピソードの扱いが不器用で、どうもうまく伝わってこないし、メインの「ロミオとジュリエット」も、もたもたしていてイマイチ盛り上がらない。
ちょっと期待外れ。

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ファランドル

3.0期待していたほどの感動は起こらなかった。が、劇中音楽(挿入歌を含む)の美しさに感動。

2025年7月5日
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鑑賞方法:映画館

この映画は、演劇には役を演ずることにより、セラピー効果があるという事を訴える映画だった。

要は他者を演ずることにより、現実の自分から離脱することができる。他者を演ずるには、想像力が必要。また、芝居は1人芝居を除き、共演者と一緒になって芝居を作り上げていく。作り上げていく過程で役者感の一体感を味わう事ができる。それがセラピー効果を生むのかな。私は芝居をしたことがないので、よくわからない。

家族の不幸と「ロミオとジュリエット」が重なっているところが味噌かな。
それよりも、劇中音楽の美しいこと。久しぶりに感動した。冒頭のオペラかミュージガルの序曲からして美しい。音楽を担当したした方は、初めてきく名前だった。今後、注目したい。

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いなかびと

3.5誰かになれたら

2025年7月3日
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泣ける

悲しい

幸せ

思春期真っ只中の娘に手を焼きながら、私生活もうまくいっていない様子の夫婦。しかし彼らにはある哀しい過去があり…といった物語。

燻っていたダンの元に、ひょんなことから演劇の誘いが。いやいやそんな割とスンナリ入っていくかい!…なんてツッコミながらも、まさかのロミオ役を任されることとなったダンだったが…。

登場人物はそれぞれに問題を抱えているようだが、その背景が暫く明かされないので、中盤までは中々感情移入が難しいかも。

それでも、全てが明らかになった段階でダンが演技を躊躇した気持ちや、彼らの哀しい物語が奇しくもそれをなぞらえていたこともあり、中々に胸が締め付けられる。

そんな中でもちょくちょく笑わせてくれるのはよいですね♪

演劇を通して家族が1つになっていく様や、そうは言っても現実的に踏ん切りをつけることなどできるハズのない奥さんの描写はリアルで良かったし。そんなこと言われてもキリンをゴミ箱にバンするわな…なんて思わされたり。

更に、辛い状況にあってもこんな温かな仲間達がいるのはとても羨ましく思えた。やっぱり良いですよねこういう繋がりは。

分かりづらい部分もあったけど、1つの答えに落とし込む作りや、仲間達の心強さに胸が温まる作品だった。

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MAR

3.5よくできたストーリー 分かりやすかったけど、脚本が良いのかな? リ...

2025年7月2日
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よくできたストーリー

分かりやすかったけど、脚本が良いのかな?

リタのフィリピン英語が可愛かった

みんな、どうぞお幸せに

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jung

2.5ホワイティング/ハッセー版にして欲しかった

2025年7月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

おんぼろ劇団がシェイクスピアで大(?)成功、というと「恋に落ちたシェイクスピア」を思い出す。最後にリタが言う「次は喜劇で」は、うろ覚えだが、「恋に〜」でエリザベス1世がロミオとジュリエットを観終わったときと同じ台詞だったかも(あの頃のグィネス・パルトロウは美しかった…)。多少は意識したシナリオのような気がする。
それはともかく、心中未遂と劇を並列させるのはベタといえばベタだけどサスペンス風味を添えて、単なるおっさんの再生物語で済ませない事に貢献していると思った。
デイジーが例の「Two households〜」の前口上を誦じるのは、日本の高校生が「春はあけぼの〜」を暗記してるようなもんなのだろうか。こういう文化的背景を知っていればもっと楽しめたのだろうと、少し歯痒い。

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ひろちゃんのカレシ

3.0言葉ではなく行動で表現している作品

Kさん
2025年6月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

とても感動的で深い作品!

感情を抑えて生きている人、
自分とは違う誰かになりたい人に観てほしい映画。

ロミオとジュリエットの劇を通して
過去の悲劇から再生していく家族の物語。
この2つは運命的にリンク。

原題は『GHOSTLIGHT』
この意味を知った途端、ラストのクライマックスを
思い出して心を撃ち抜かれました。

ダンは次はきっと喜劇に挑戦してくれるはず☺️
抱きしめるシーンが何度もあったのが印象的。

日本版ポスターは劇を全面的に押し出した
明るいイメージですが、
本国のポスターは悲劇そのものを表していて
思わず吸い込まれました。

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K

4.025-082

2025年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

息子を失った家族。
父も母も妹もそれぞれ心に傷を負い
悲しみと向き合う。

ロミオとジュリエットの物語と
現実の悲しみがリンクする。
家族それぞれが乗り越えようとする。
ロミオを演じる父の姿が全てを解き放つ。

後半はずっと心を揺さぶられた。
素晴らしい作品でした😊

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佐阪航

2.5「老けすぎ」

2025年6月27日
Androidアプリから投稿

単純

難しい

幸せ

問題を抱えた家族が、町の劇団との関わりを通じて掬われる話。

工事現場で働く苛立つ父親と、教師に暴力で退学ピンチの娘と、何だか良くわからないけれど係争中?な始まりから、これまた理屈はわからない理屈で父親が劇団に誘われ巻き起こっていく。

問題が何かなんとなくみえるのも半分ぐらい経ってから、ちゃんとみえるのは山場前、そんな良くわからない状況で話しが進んでいくから???が多過ぎる。

あまりにも問題のネタがそのまんまだから描き難いのかも知れないけれど、起きたことぐらいはもっと早くみせてくれないと、入り込み難いと思うけど。

ということで、話し自体は悪くないけれど、もうちょい上手く構成してくれないと…という感じ。

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Bacchus

3.5ドラマセラピー

2025年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

幸せ

とある悲しみで心がバラバラになっていた家族の父親が、ひょんなことからシェークスピア劇の『ロミオとジュリエット』に出る事となり…
演劇やドラマを用いて心の問題や精神的ストレスを解決する治療法「ドラマセラピー」が裏テーマ。そもそも脚本を担当したケリー・オサリバンが、2020年の新型コロナウィルスによるロックダウンで演技活動がストップしてしまった際に観たミュージカル『ロミオとジュリエット』の予告編に想を得たとの事で、彼女の体験がそのまま活かされている。
家族に起こった悲しみの真相と、『ロミオとジュリエット』のリンクが上手い。有名な俳優は出ておらず、製作体制も小規模なインディペンデント作品だが、掘り出し物の一本。

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regency
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