「すみっコらしいやさしい冒険」映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ 美月さんの映画レビュー(感想・評価)
すみっコらしいやさしい冒険
過去作では1作目ではぺんぎん?などとメインキャラクター1匹にフォーカスした話になっていて、今回ポスターではとんかつがセンターだったから今作はとんかつにフォーカスするのかな?と思ったらそこまででもなく。
メインキャラクターの描写はほぼ平等。
ゲストキャラクターのおうじとおつきのコに焦点を当てているため、過去作と比べるとメインキャラクターの描写はあっさりめ。
すみっコたちは確かに少し暗い面も持っているけれど、1作目のようにすみっコを見る層以外も泣かせる作品になる必要は恐らく無い。だからといって3作目のように小さいコの少し怖がるような雰囲気を持つ必要も恐らく無い。
だからか今作は“すみっコぐらしらしい”おはなし。
水不足解消のためにすみっコたちとおうじとおつきのコが冒険をするお話で、小難しいことはなく、まっすぐな、おうじの成長物語。
「なんでもひとりでがんばらなきゃ!」と抱え込んでいたおうじがおつきのコに頼るシーンは胸に来るものがある。
ただ、ラストが私的にはあまりしっくり来なかった。水が流れるように宝石をはめていたというのに、壊してしまうのはどうなのか。本当にそれでいいのか。そして、それでもなんとかなってしまうのならば、おつきのコが宝石に戻る必要は、宝石である必要はあったのか。
起承転結という点では、おつきのコが本当は宝石でした等とひと悶着あった方がいい。しかし、鑑賞中そこが引っかかってしまった。
見ている時「いかないで!おうじとおつきのコの絆を引き裂かないで!やめて!!」とドキドキしていたのは事実なので、小さいコも見るなら、「おうじとおつきのコ一緒にいられてよかったねぇ😊」なハッピーエンドで正解なのかもしれない。
少し大きなコが見ると「ん?」となってしまうところもあるかもしれない。
けれどこれは すみっコぐらし。
可愛かったのは本当なので、それで正解なのだろう。
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