劇場公開日 2005年12月23日

「自分を信じることが一番」チキン・リトル Ken@さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5自分を信じることが一番

2022年10月30日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館、VOD

楽しい

単純

幸せ

ディズニープラスで久々に鑑賞。
ファンタジーにSF要素を盛り込んだディズニーらしいぶっ飛んだストーリーとなっていました。

小さなニワトリのチキンリトルは空が降ってきたと大騒ぎして以降、周りから馬鹿にされるようになってしまいます。それに加え、父にも信じてもらえずに辛い日々を送る姿を見て、彼の切ない気持ちに共感できました。それでも自分を信じて前向きに行動すれば、友達のアビーやラント、フィッシュのような受け入れてくれる人に出会えることを実感しました。

ただ、後半からは宇宙人の侵略パートになってコロコロと話が変わるため、シンプルなストーリーが好きな人は戸惑うかもしれません。
何はともあれ、頭を空っぽにして見れるので、難しく考えることなく楽しめる作品となっています。

ここで、この映画の元となった寓話を紹介します。日本では知名度が低いですが、英語圏では『ヘニー・ペニー』という名前で知られています。
ある日、ニワトリの頭上にドングリが落ちてきますが、それを空が降ってきて世界が終わると勘違いしてしまいます。そこから他の鳥達にも知らせますが、これはキツネのフォクシー・ロクシーが彼らを食べるために仕掛けた罠だったことに気づきます。
ちなみに、この話には様々な結末があります。私が昔絵本で読んだものは、キツネから逃げて終わっていました。他のものでは、鳥達が食べられてしまうバッドエンドも存在しているみたいです。
気になった方は、そちらも読んでみてください。

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Ken@