「大切な人と美味しいものを共有する幸せ」おいしい給食 炎の修学旅行 ぎんのすけさんの映画レビュー(感想・評価)
大切な人と美味しいものを共有する幸せ
大好きなシリーズで、今回も期待して観させてもらいましたが、期待通りというか、期待以上でした。
やっぱり市原隼人さん演じる甘利田先生の全力コメディが最高で、真面目なセリフを言う時と食事に向き合うときのギャップというか、振り幅がまた面白いです。
劇中で、「給食は味わって食べるものだ」というセリフがありますが、あんなに全力で動いて食べて、もはやそれこそ「味わえているのか?」と思ってしまうくらいでした(笑)
あんな風に給食を食べる先生が現実にいたら、ドン引きされるか面白がられるかですが、先生として生徒に愛されているのがまたいいです。
どんな時も生徒の味方で、きちんと子供たちを守っていますからね。
粒来くんの食の探究心に対抗心を燃やして嫉妬しながらも、素直に負けや実力を認めるのもまた、生徒に愛される理由のひとつなんでしょうね。
わんこそば対決で甘利田先生が勝って生徒に胴上げされるなんて、クラスに一体感ありすぎて、自分も生徒になりたくなるほどでした。
このシリーズに生徒役として出演している子供たちが羨ましいです。
絶対に一生の思い出になっているはずですから。
コメディとしては大成功な作品で、観終わった後の満足度は高く、それこそ美味しいものを食べた後のような満足感や余韻に浸れます。
「大切な人と美味しいものを共有することの幸せ」を、笑いを交えて伝えてくれます。
ぜひ、この作品を大切な誰かと観に行って、この映画の楽しさを共有することの幸せを味わって欲しいです。
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