小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版

劇場公開日:2026年1月9日

解説・あらすじ

山小屋の多い八ヶ岳を山岳写真家の菊池哲男と共にめぐり、自然と命に向きあう人々の知られざる物語を圧倒的な映像美でつづったドキュメンタリー。TBSドキュメンタリー映画祭2025年にて上映された「小屋番 KOYABAN 八ヶ岳に生きる」をもとに、四季折々の自然をとらえた新たな映像やインタビューを加えて再編集を施し、劇場版として公開する。

「コヤガタケ」と呼ばれるほど多くの山小屋が存在する八ヶ岳を、山岳写真家の菊池哲男とともにめぐっていく中で、さまざまな思いを抱えながら「小屋を営むもの=小屋番」の道を選んだ人々にカメラを向け、コンビニも車もないなかで自然と真正面から向きあう過酷な日常を選んだ理由や、登山を楽しむ人々を支え、時には死と遭遇することもある彼らの仕事に迫る。

2026年製作/85分/G/日本
配給:KeyHolder Pictures
劇場公開日:2026年1月9日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
深澤慎也
撮影
深澤慎也
MA
深澤慎也
プロデューサー
永山由紀子
エグゼクティブプロデューサー
津村有紀
総合プロデューサー
須永麻由
小池博
協力プロデューサー
石山成人
塩沢葉子
和田圭介
進行プロデューサー
鈴木秀明
尾山優恵
ナレーション
東野幸治
一双⿇希
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フォトギャラリー

映画レビュー

4.0 【”山を愛し、登山者を愛し、山と登山者を守る人達。”今作は八ヶ岳の数々の小屋番の方々の崇高な姿を描いたドキュメンタリー映画である。】

2026年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

ー イキナリ、私事で恐縮であるが、日本の3000m峰は富士山と槍ヶ岳以外は全て登っている。(富士山と槍ヶ岳は、混んでいるから登らなかったのである。)
  で、必然的に大学時代は3000m峰が一座もない、八ヶ岳連峰には行かなかった。

  社会人になってから、同期の数人から”山に連れて行ってくれ。”と頼まれて、連れて行ったのが八ヶ岳である。
  車で麦草峠まで登れば、北八ヶ岳の峰々までは散歩感覚で行けるからである。(とはいえ、連れて行った連中は、途中でシャリばてしていたが・・。)

  私は大学時代からテントを担いで長期間縦走する登山スタイルだったので、麦草ヒュッテのテン場にテントを張らせて頂いた。そして、北八ヶ岳のしらびその森を歩いて、”こういう山も良いモノだなあ。”と思ったのである。

  私にとって、山小屋とはテントを張らせて貰う場所であり、社会人になってからはビールを買う場でもあった。

  長期山行が基本であったので、一日の行動時間が長く、夏場だと”ニサシ”と言って、二時起床、三時までに朝食を作り摂取し、四時にはテントを撤収し出発する。そして、次の宿泊地には山の鉄則である遅くとも午後三時には到着する日々なので、山小屋には迷惑になるし、そもそも金が無かったという理由である。

  故に今作で描かれる山小屋の内部や数々の運営シーンは(本で知っていた事も有ったが)山小屋に泊まった事が無い故に、面白かったのである。ー

◆感想<Caution!内容に触れています。>

1.都会での生活に馴染めずに、山小屋で働く選択をした、男性と女性の表情の変化。男性は笑いながら”母親には、目の前で号泣された。”と言っていたが、表情は明るい。
  女性は、最初は不安だと言っていたが、その後の表情はとてもリラックスしていて明るいのである。

2.鹿の食害対策を行う人達
  厳しい選択であろうが、”ものを言えない木の事を考えて、行っている。”という台詞は重い。

3.八ヶ岳で初めて、診療所を開設した男性の言葉。
  ”北アルプスでは、行政の支援が厚いが、こちらではそこまでではない。それで、登山者の事を想い、開設した。”という言葉は尊い。

4.遭難者の避難訓練で先頭に立つ70歳の小屋番の男性の、岩を登る軽い身のこなしと、甘い考えで山に来る登山者への厳しい言葉。
 ”スマホを見ながら来るんだよね。もっと山を見て欲しい。”

5.(顔は映されないが)危険と言われるコースを、小屋番の言葉を聞かずに登り、夜8時過ぎに漸く来た人達。
ー こういう人達が多いのかなあ。
  心配しながら、翌朝早いのに待つ小屋番達。
  一人の男性が語るのである。”警察から言われているのです。探しに行ってはいけないと。”勿論、二十遭難を防ぐためだが、その表情は複雑である。-

6.水源を確保する小屋番。歩荷をする小屋番。
ー 皆、山小屋を維持するのに必要な行為である。-

<私は、現在、登山は休止している。
 あと、20年ほど働いたら、もう南北中アルプスを歩くのは厳しいだろうから、北八ヶ岳のしらびその森を又、散策しようか。素敵な小屋番が居る山小屋にも、泊まって見ようか、と思わせてくれたドキュメンタリー作品である。>

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NOBU

3.0 八ヶ岳の小屋番の生活が見える

2026年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

癒される

八ヶ岳の幾つかの小屋の主人やスタッフの皆さんの生活を見ることが出来る作品です。
八ヶ岳は昔何度か行ったことがあるので、懐かしかったです。私も山小屋の仕事に憧れたことはありましたが、やはり大自然の厳しい環境の中で働くので、色々と大変ですね。但し大自然の美しさを常に味わえるのは良いですね。
ナレーションにお笑い芸人の東野幸治さんが起用されていましたが、ごく一部だけでした。
またドキュメンタリーかと思いきや、やたらとカット割りされている箇所があって、何だかなぁと思ってしまいました。元々テレビのドキュメンタリーだったものに撮り足して作った作品のようなので、仕方ないのかも知れませんね。

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山田一郎

4.5 季節の移ろい、自然の美しさ

2026年2月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

厳冬期に権現岳〜八ヶ岳キレット〜赤岳〜阿弥陀岳と縦走したこともある。あの時は熊に遭遇しヒヤリとした

蓼科はもちろん、北横岳〜箱庭を通り麦草ヒュッテ〜白駒池の山荘に泊まるのは定番コース。そこからニュウ〜天狗岳もいい稜線だ。硫黄岳の暴風は、ペットボトルが凍るほどだ。そんな八ヶ岳好きの俺としては他の季節や立ち寄った事のない山荘がフォーカスされていて、懐かしさとともに違うルートで、異なる季節に八ヶ岳に行きたいという思いが湧いてきた。

春先にあそこから、夏にはあのルートでって登山道を組み立てながら見れた映画。個人的な趣味とシンクロしていたので評価はかなり甘め。

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カイジラ

5.0 多分、一生、関わることのない人たちの話

Mさん
2026年2月19日
Androidアプリから投稿

だけど、見ていて心がきれいな気持ちになる。
米川さんがたくさん出ていたけど、親戚なのかな?

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M