ネス湖の巨大生物 ネッシーを捕獲せよ!!
2023年製作/78分/イギリス
原題または英題:The Loch Ness Horror
スタッフ・キャスト
- 監督
- タイラー・ジェームズ
- 脚本
- タイラー・ジェームズ
- 撮影
- ビンス・ナイト
- 音楽
- ジェームズ・コックス
-

ベカー・ヒラニ
-

メイ・ケリー
-

ダン・ギッテンズ
-

ビアトリス・フレッチャー
-

ハワード・デイビ
-

ジエドル・ジャッキト
2023年製作/78分/イギリス
原題または英題:The Loch Ness Horror

ベカー・ヒラニ

メイ・ケリー

ダン・ギッテンズ

ビアトリス・フレッチャー

ハワード・デイビ

ジエドル・ジャッキト
湖から北海に逃げた怪物を追っている潜水艦が消息を絶つ、捜索隊の船が出るがこれまた怪物に襲われる。予算のせいか怪物の登場場面はごくわずか、おまけに画面は暗いし良く見えない、大半は船の中のゴタゴタ、船内で襲ってくるのは蜘蛛の様な虫、ネッシー映画じゃなかったの?
ネッシーらしき怪物の様だがネス湖は出てこないし、追っているのも政府機関なのか民間なのかも曖昧、危険な業務なのに女性ばかり、まあ、恐怖感を盛り上げるのに女性は定番かな、魚雷云々て言ってたから退治したかと思ったら海面に出現してThe END、続編狙いかな・・。意味不明のチープなB級ホラーでした。
偶にはB級映画(特にモンスター映画)を堪らなく観たくなるので選択。自分で選んだからにはどんなに酷い映画でも文句は言えないがホントに酷い映画(というか映画未満)。
こういうモンスター映画にありがちな「ネス湖で不思議な事件が起こってうんたらかんたら…」という在り来りの導入部をすっ飛ばしていきなり本題に入る潔さは悪くないが、ネス湖ではなさそうなのは分かるがその後も舞台は海らしい場所らしくて原題に『Loch Ness Horror(ネス湖の恐怖)』と謳いながら一瞬たりともネス湖がでて来ない看板に思いっきり間違いのある詐欺映画です。
水中にいるときは首の短い方の首長竜の形体(プリオサウルスとかクロノサウルス的な)なのに、海の中から出現するときは首の長い方の首長竜の形体(プレシオサウルスやエラスモサウルス的な)になるという(しかもゴジラ並みにデカイ)古生物界の常識を完全に無視した描き方には苦笑するしかない。製作陣のええ加減さが丸見え。
船の外観と甲板のセット以外は殆んど船内セットでの撮影なので金掛けられなかったんだろうなあ、とは分かるが酷い脚本と、地味なキャストの平凡な演技で緊迫感まるでなし。
冒頭のシーンで出てくるカップルがヒーロー/ヒロインなのが察せられるがヒーロー/ヒロインらしい容貌ではないので先が思いやられたし、クライマックスではヒーロー役の男優は銃を持って右往左往するばかりだし、ヒロインは『脱出するのを考えているから大丈夫よ』と言いながら何も考えていないし…
しかも、ネッシー(にしときましょう)に液をかけられた男の身体からカクカクしたものが飛び出して人を襲うという『エイリエン』のパクリも出てきて最早めちゃくちゃですわ。
のっけからネス湖は関係ないので邦名タイトル詐欺を仕掛けてくる質の悪い作品です。
海底に潜む恐竜を捕獲しようとするお話ですが、出てくる人々が挙って阿呆な方々ばかりなので、まともに終わりそうにありません。
B級作品にありがちな出し惜しみしない姿勢で早々に姿を見せ、潜水艇を撃沈する為、恐竜の大体の姿が見えてしまいます。
TV用とすれば、チャンネル変えさせない為にも、何分に一回は目を引く展開が必要なんでしょう。
物語は恐竜を捕まえようとする悪役グループに主人公グループは潜水艇救助を依頼されますが、巨大恐竜を取っ捕まえる目的とは説明されず、準備不足の上(巨大恐竜捕まえる準備と潜水艇救助では装備が違いすぎる)、脅迫され無理矢理協力させようとする悪役グループのアホさ加減が突き抜けています。
そもそも両グループ共に合わせて10人も居ません
映画の製作費もお察しレベルだから作中にも如実に影響しており、金をケチって失敗する分かりやすい例となっています。
そもそも結構な大きさの潜水艇を航行不能にする巨大な生物相手に「手順がある」とか抜かして人間をケージに入れて…ってサメ映画の見すぎだろうし、潜水艇が行くような深さにわざわざ人間をケージに入れる作戦が出てくるのは愚かすぎて呆れます。
例え捕まえるのが無理でもカメラくらいと思いますがまともなカメラを持った奴が居ません。
しかも巨大恐竜だけでは盛り上がらないと考えたのか、恐竜の唾液に混じって寄生生物が現れ、船内で少ないキャストが殺されていきます。
メインの巨大恐竜を差し置いてこんな寄生生物を使って尺を稼ぐとはセコいにも程があります。
設定的にも、悪役グループ、主人公グループ両方の専門性の無さからも、本気で恐竜をどうにかできると想像できない雰囲気がありすぎる。
そしてパッケージ以上の迫力が本作品映像にはなく、キャストの容姿も平凡で、この手の作品にはかなりの確率で採用されるタンクトップのセクシーの女優で釣ろうとするセコさすらない…。
ホントにダメだ。
この作品は…。
これ見るんだったら、邦画の「恐竜、怪鳥の伝説」の方が面白いと思う。