隣のステラのレビュー・感想・評価
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ド直球ラブコメ
原作の漫画は読んでいませんが、久しぶりにド直球青春ラブコメを観たような気がした。
観ている側としては、2人がお互いのことを思って行動している中でのすれ違いがむず痒く、とても応援したくなった。
遠い存在になってしまっても、お互いの心は隣にあるということが、すごく伝わってくるラストで、キュンキュンした!
途中から絡んでくる、バイト先の先輩を演じた倉悠貴さんの演技も凄く良く、後味の悪くならない絡み方であの人もこの後上手くいって欲しいなと思えた✨
【”二人の一番星。そして幼馴染の人見知りの彼がアイドルになった訳。”今作は、後半、ハンバーガー屋でアルバイトを始めたチアキを不愛想ながら気遣う同僚を演じた倉悠貴さんの姿などが結構沁みた作品。】
ドーモ。
すっかり、少女漫画実写化映画をフツーに観れるようになったNOBUです。
今作は前半は、ほのぼの家庭雰囲気が横溢して、”恋愛映画として大丈夫か!”と思ったのであるが、後半は素直になれなかったスバル(矢鱈と怪我する矢野君を演じたお兄さん。名前は知らん!ファンの方、怒っちゃ嫌よ!)とチアキ(福本莉子)の関係が、スバルのツレナイ態度により微妙になる辺りから、良かったかな。
個人的には、気持ちを明るくするためにハンバーガー屋でアルバイトを始めたチアキを不愛想ながら気遣う同僚を演じた倉悠貴さんが、好きだな。
自分も失恋した時のキツイ気持ちを持っていて、チアキを気が晴れる所にバイクで連れて行って上げたり、ナント、スバルの気持ちを悟り、自分のチアキへの恋心を抑えて、彼にメットを差し出してバイクに乗せて上げたりする器の大きい所も良かったな。
■スバルがチアキに対し、ツレナイ態度を取っていた理由が明らかになる所からの、二人がチビッ子の頃から仲が良かったシーンが描かれる辺りから、後ろの席のお姉さん二人の鼻を啜る音にも釣られちゃって、何か沁みてしまったのであるよ。
そして、ヤッパリ福本莉子さんって、素敵な女優さんだなあと思った訳である。
<今作は、派手さはないが後半の展開は、結構沁みた作品である。ハンバーガー屋でアルバイトを始めたチアキを無表情ながら気遣う同僚を演じた倉悠貴さんも良かったし、そして久々に大スクリーンで観た清水美沙さんは不老の方だなあ、と思った作品でもある。>
また見ようと約束した場所で。
隣人で幼なじみの同級生、天野千明と柊木昴の恋の話。
幼い頃からいつも一緒に遊んでいた千明と昴、時が経ち凡人高校生の千明と芸能人となり人気者となった昴、一般人と芸能人の恋…互いの気遣いと環境の変化で、私は凡人だからと昴へ素直になれない千明と、有名人になりすぎ1本の動画で千明へ迷惑をかけるのではと距離を取り始める昴だが…。
この手の作品は気兼ねなく観れ安定で面白い!一般人と芸能人の恋、原作は知らないけれど展開は読めますよね~だけどいい!
昴前に現れた事務所の女社長、…からの千明への素っ気ない態度、互いに好き同士なのにに関係が壊れたらどうしようと素直になれない、仕事柄迷惑をかけてしまうのではと距離を取り変わらない2人の関係性。
相手のためと押し殺した気持ち、互いに素直になれたラスト良かった。昴の涙に何度か私も涙。マネジャー役演じた浜野謙太さん何か好きなんだよな~
みんな良い人
隣の家に住む千明と昴は幼なじみで昔から仲が良かった。そんな昴は高校生となり、芸能界にスカウトされモデルを始めた。人気モデルになっても今までと変わらず千明に接してくる昴に対し、千明は幼い頃から昴が好きで、その恋心を抑えきれずについに昴に自分の気持ちを伝えた。しかし、彼から幼なじみとしてしか見ていないと言われ、振られてしまった。昴の活躍を見て自分も何かしようとアルバイトを始めた千明は、アルバイト先の高橋先輩との距離が縮まっていくなかで、傷ついた心が少しずつ癒えていった。一方、昴は活躍の場をモデルだけじゃなくドラマの世界へも広げ・・・さてどうなる、という話。
両想いなのに何で告白を断る?よくわからない展開。
そして悪い人が1人もいない、みんな良い人ばっかり。
確かに福本莉子と八木勇征は美男美女で、カップルになればキュンキュンするんだろうけど、少しは邪魔する人がいないとねぇ。
倉悠貴も横田真悠も田鍋梨々花もみんな良い人だったし。
そこそこ面白かったとは思うが、物足りなかった。
ファンムービーとしては良いと思うが、大人が見ると常に恥ずかしさを感じてしまうと思う
2025.8.22 MOVIX京都
2025年の日本映画(109分、G)
原作は餡蜜の同名漫画
芸能人になった幼馴染の苦しい恋愛を描いたラブロマンス映画
監督は松本花奈
脚本は川満佐和子
物語の舞台は、関東圏のとある街
子どもの頃からずっと一緒だった千明(照井野々花、青春期:福本莉子)と昴(三浦綺羅、青春期:八木勇征)は、秘密の場所を共有しながら、お互いにずっとそばにいたいと思っていた
だが、高校生になった昴は芸能活動を始めてしまい、イケメンモデルとしてブレイクしてしまう
手の届かない存在になってしまった昴だったが、彼のしたいことを応援しようと決めていた千明は、自分の想いを押さえ込んだまま、日々を過ごしていた
そんな千明を親友のはるな(田鍋梨々花)は心配し、友人の翔太(田中偉登)も「どうして告白しないのか」と思っていた
ある日のこと、ドラマに抜擢された昴に触発された千明は、地元のレストランカフェでアルバイトを始めることになった
先輩の高橋(倉悠貴)は心優しいイケメンだったが、千明の心は昴一色で、付け入る隙もなかった
だが、千明の様子がおかしいと感じていた高橋は、気分転換のために遊園地に連れ出したりしていく
そんな折、千明は一線を超えて告白をするのだが、昴はある理由から、千明を突き放してしまうのである
映画は、低年齢向けの原作をアイドル俳優を起用して映画化したファンムービーになっていて、そのテイストを楽しむ人向けの作品となっていた
イマドキの映画なので、SNSで秘密の関係がバレたりするのだが、あそこまで露骨だと、公認のカップルのようになっている
なので、SNSで頭なでなで動画が出たとしても、身近な人はみんな知ってるよね、という感じで、悪意のある人によるリークだとしても、その顔を見せないのはどうなのか、と思ってしまった
基本的に悪人は出てこない作品で、スバルと千明がそれぞれ一人相撲をしているだけだったりする
もどかしさを感じる一方で、それを意図的に強調している部分があるので、大人が見ると露骨だなあと思うシーンはたくさんある
千明が部屋の押し入れから荷物をぶちまけるシーンとか、その後に昴ママ(紺野まひる)から昴の知らない話を聞くとか、展開はかなりベッタベタとなっている
それぞれが感じている「相手に話せないこと」というものがすれ違いを生んでいるのだが、昴の活動の原点に立ち返った時にようやく解決の方向へと向かっていく
周囲は2人のもどかしさを解消させようと考えているのだが、そこに悪意を乗せないところもピュア度を増幅させることになっていて、その盛り具合というものが胸焼けをするくらいに盛っているように感じた
いずれにせよ、見た目と行動のギャップを常に感じる内容で、彼らは高校生の設定だが、見た目は立派な大人に見えてくる
脳内変換が必要な作品だが、このあたりは原作準拠なのかな、とも思う
映画では、2人の想いが昇華するエンドになっているのだが、昴の芸能活動がどうなってしまうのかはわからない
物分かりの良い社長(野波麻帆)はマネージャー(浜野謙太)にぶん投げていたが、今の時代だと「幼馴染の彼女を大切にするイケメン」というものでもファンを獲得できそうにも思えてしまう
昴の芸能人としてのキャラ設定が「恋愛禁止のアイドル」ではないと思うので、そのあたりは「隠していく」ことで、日常と非日常が交わらないのかな、と感じた
いい奴ばかり
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