「良質な緊張感とユーモアを与えてくれるアニメの新たな秀作」Flow フラレオンさんの映画レビュー(感想・評価)
良質な緊張感とユーモアを与えてくれるアニメの新たな秀作
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日本の著名なアニメ監督に出てくる有名な黒猫キャラクターに(意図的かは別として)似ている主役の猫は同様におしゃべり。
ただし、人間の言葉ではなく、目と鳴き声で感情を表してくれる。
なので、リアルに寄せた動物たちの中で、猫の目だけは大きめでデフォルメが入っているのは演出上の必然かもしれない。
とはいえ、動物たちを主役に据えたアニメ作品の中でも可能な限り擬人化を避け、本物に近づけたため、1つ1つのピンチが切実で緊張感をもたらしてくれる。
一般的な映画なら「ここは大丈夫でしょう」と思ってしまう場面でも、ドキュメンタリーを観ているかのようにドキドキしてしまう。
ドキドキしたあとに、特徴をとらえたキャラクターたちの動きでクスっとさせてくれる。
この緊張と緩和がバツグンによい。
口コミだけでほとんど事前知識なしでみたけど、映画館に行ってよかった。
そう思える映画です。
#カピパラとヘビイワシ?船の舵を操るのがうますぎです
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