殺人女優

劇場公開日:2024年10月18日

殺人女優

解説・あらすじ

韓国の人気アイドルグループ「T-ARA」のジヨンが主演を務め、崖っぷちの女優が再起を図るなかで次第に狂気に駆られていく姿を描くサスペンス。

飲酒運転で事故を起こして活動を休止していた女優のスヨンは、再起を図って活動を再開したものの、世間の反応は冷ややかだった。事務所が用意した住居では、後輩女優のガヨンと同居させられ、一度は断ったはずの酒をあおる日々が続いている。そんなある夜、酒に酔ったスヨンが目を覚ますと、包丁が突き刺さったガヨンの死体が横たわっていた。自分が殺したのか、それとも事故なのか。スヨンには全く記憶がない。いずれにしても事件が明るみになれば再起の道は絶望的となるため、スヨンは事実を隠ぺいしようとするが……。

共演はアイドルグループ「Secret」の元メンバーで、ドラマ「描く、春」や「じれったいロマンス」で活躍するソン・ジウン。

2024年製作/103分/韓国
原題または英題:Wannabe
配給:「殺人女優」上映委員会
劇場公開日:2024年10月18日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

1.0 殺しの展開でなくても・・・

2026年5月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

原題直訳すると、これになるのか?
一応、タイトルまんまの内容なんだけど、センスがなさ過ぎる・・・
この『殺人◯◯』なるタイトルって、他にもあるのか?
『殺人漫画』だけは、存在の確認が出来ているんだが・・・
と、考えてもしょうがない。
まぁ、いいや。

密室劇かなぁ。
登場人物が、かなり限られる為、感の鋭い人なら、直ぐ分かるのではないかと。
動機については、ある程度見ないと分からないかな。
オチは幻覚と予想したんだが、これはハズレ。

若さと美がキーワードになっているんだが、別に、人殺しの展開じゃなくても成立するのではないかと思えたり。
ドラマでも成立すると思ったんだよね。

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案山子男

1.5 主演を務めるジヨンはT-ARAのセンターで、グループの顔だった。だ...

2026年5月3日
PCから投稿

主演を務めるジヨンはT-ARAのセンターで、グループの顔だった。だが2012年、メンバーの1人ファヨンがいじめられて脱退という衝撃スキャンダルがあり、他のメンバーの中で最も目立つ存在だったジヨンは、いじめの首謀者のように喧伝された。実際、感情的になった動画が出回った上、他メンバーがファヨンの行動を非難するSNSの投稿にジヨンも同意(ファヨンが「足の怪我」を理由に公演を休みながらネイルサロンに行っていたとされる)したため、ジヨンは猛バッシングを受けた。

実際、ジヨンは過去に「ファヨンは空気が読めない」などと批判していて、その動画も切り抜いて出回るなど、バッシングはエスカレートしていった。ジヨンがいろいろと釈明を重ねても、どうしても人気は急落してしまい、しかも何度も蒸し返されて再燃する事態になった。2017年にはそのせいでソロ活動のアルバム発売を延期する羽目に。他の個人活動としても、広告モデルのオファーは激減、女優としても清楚な役は来なくなった。2024年には私生活でも離婚してしまい不幸のどん底に。

以上がかつてK-POPの人気グループ、T-ARAの代表的存在ジヨンの背景である。長々と説明したのは、この背景を知っておかないと、彼女がこんな奇妙な映画になぜ出たのか、まったく理由がつかないからだ。

映画は明らかにこのスキャンダルを彷彿させる脚本になっている。その核となる仕掛けというのが、「主人公の過去のようにたびたび挿入される回想シーンが、実は主人公の過去ではなく、冒頭でサイン会に来ていた足の不自由な子」だったというものである。

この回想シーンの入れ方には言いたいこともあるが、それより先に、ファンはまず「ファヨンが足の怪我を理由に公演を休みながらネイルサロンに行っていた」というスキャンダルへの当てつけと捉える。

実はファヨンは一方的にいじめられていたわけではなく、ファヨンの身内がT-ARAメンバーを脅すメッセージを送信していたのが発覚したり、事務所の代表が躍起になっていじめを否定したり、人間関係がぎくしゃくしていた。つまりジヨンが一方的に悪いという事情ではなかったとも推察される。ところが世間は知名度もあいまって「いじめの主犯格はジヨン」という評価が定着し、一方的に加害者扱いを受けているという不満がジヨンにはあった(のだろう)。

この映画でも、サイン会に来てくれた「足が不自由な」子に対し、主人公は「食事を奢るなど優しく接していた」にも拘わらず、言いがかりに近い形で復讐されてしまったことになっている。回想シーンで「女優志望の子に辛くあたり、しかも死なせてしまった」のが、映画終盤近くまで、あたかも主人公のように演出されているため、「ジヨンがやはり過去にいじめをしていた」のを認める懺悔映画出演かと思わせておいて、結局それは別の加害者の過去だと発覚し、ジヨンは被害者だと訴える筋書きになっている。

でも主人公は次々と殺人を犯し、しかも無実の警察官2人や、事務所の代表まで殺害してしまったではないか。という点において、おそらくジヨンは「現状たしかに罪を犯してしまったけれども、それはこういう事情があって不可抗力的にそうせざるをえなかったのだ」という筋書きだと納得したか、監督やプロデューサーがそう言いくるめたかのどっちかである。そういう事情でもなければ、主演女優として納得して出演できないだろう。

主人公が後輩に反感を抱いて、喧嘩状態になったのはいいとして、泥酔状態から目覚めてみると後輩が死んでいたという時点では、まだ事故だったと思いこもうとしている。しかしそこに、精神病院から脱走(この表現も問題ありなのだが)した男が宅内に逃げこんでいることが発覚し、ガレージでの一騎打ちの結果、車のトランクに閉じ込める……。

普通ここで映画は終わりではないか? 後輩を刺したのが主人公だったか、事故だったか、あるいは脱走者のしわざだったか、いずれにしても、主人公には不幸中の幸いとばかりに、脱走者が家に侵入して主人公に襲いかかってくれたのだから、すべてを脱走者のせいにできる。警察官が巡回に来たのなら、脱走者が主人公の後輩を殺し、主人公自身も殺害されかけたと訴えればいいだけの話である。

もちろんそれでは、別途脅迫文を送ってきたストーカー(主人公の盗撮写真を複数送りつけてきた)問題が解決していないので、主人公の心が完全には安まらないのはわかる。しかし、なぜ警察官に嘘をつく必要があったのか? 事務所の代表に口止めされたからか? 監督とプロデューサーがジヨンを説き伏せる材料としては充分だったのかもしれないが、観客にはまったく腑に落ちない展開だ。

足の不自由な子が真犯人だったとネタばらしがあっても釈然としないのは、ならば精神病院の脱走者は意図せぬ乱入だったのか、それとも足の不自由な子が脱走させて連れてきた(途中、わざわざ主人公が走る車の行く手に立たせて? そんなバカな)のか、よくわからないからだ。もし真犯人にとっても予想外の乱入だったのなら、これは真犯人にとっても番狂わせであり、家の中に隠れている真犯人に襲いかかってくる可能性もあるのだから、冷静に計画を進めるどころではない。

精神病院を脱走したのと、主人公の車の前に立ち塞がったのは偶然で、あの邸内に招き入れたのは真犯人のしわざだった? それでも無理がある。単に真犯人が鍵を開けておいたから、あの男がふらふら入ってきてしまったのだろうか。いずれにしても、主人公はいったん脱走者をトランクに閉じ込めたというのに、わざわざもう一度開けて一酸化炭素中毒死させる理由がわからない。異常者がのちに何を証言しようが、主人公と後輩が襲われたのだと訴えればよかったではないか。

主人公による殺人の手際が見事すぎるのも不可解だ。単なる女優なのに、一酸化炭素中毒による殺害を思いついて実行に移し、女性警察官を視察、離れた場所からの銃撃で男性警察官に見事命中させる。これらは少なくとも前半部で、女優としてそういう役を過去に演じており、役作りのためにトレーニングを積んだとか、伏線が必要だった。

そういうわけで連続殺人魔となった主人公と、そのストーカー的勘違い復讐魔との争いとなるのだが、どっちも応援できない。しかし一応は主人公の勝ちとなって映画が終わる。

が、製作側は何を勘違いしているのか、まだ続編が作れる可能性を残しておきたいと思ったらしく、エンドタイトルの途中に「不死身の異常者復活」のワンカットを付け加えている。これはもう萎えすぎて、ロッテントマトの批評家でなくとも、腐ったトマトを画面に投げつけたくなる。まったく応援できない主人公、なんなら死ねばいいとさえ思える主人公に、何の続きのドラマを期待せよというのか。しかもあの異常者との戦いなんて。

おそらくストーリーがかなり過激で、ジヨンにとっての釈明的な筋書きの色合いが濃すぎるために、仮にまたバッシングにつながってしまった時のため、「続きがある」とあらかじめ示唆しておくことで、続編で何らかの手を打てる余地を残しておいたのではないかと思われる。

ジヨンはこの映画の示唆する主人公の境遇で、自分の辛い身の上をアピールしたいと思ったのか、もしくは単にバッシングも厭わない攻めの役を演じたかったか、どちらにしてもそんな効果はなかった。これは彼女のスキャンダルを利用して話題を集めようとするプロデューサーの下心が生んだ企画であり、ジヨンはまんまと載せられてしまっただけでしかない。ジヨンにとってもプロデューサーにとっても不幸なことに、この映画は韓国で興行的に惨敗(公開後2週間の観客動員数7025人)してしまった。「スキャンダルへの当てこすり」というバッシングにもつながらず、「スキャンダル利用の金儲け」との批判も出ず、ただ観客にスルーされてしまった。

日本版ポスター(この映画.comでもサムネイルになっている)と、日本版予告編では「韓国スマッシュヒット」と謳われているのだが、「スマッシュヒット」とは何なのか。よく見る「No.1ヒット」すら微妙なのに、もう一段曖昧な表現だが、これは実際の興行成績からすると誇大広告に当たる。

実際、この予告編に見えるB級色とセンスのなさ(特にやかましい音楽、雰囲気のない鮮明すぎる画質)は致命的で、観客の興味を引けなかったのもわかる。日本での配信において、「殺人女優」と改題したのは、一応大衆にアピールしやすく内容も表しているという点でプラスに作用していると思う。星1.5にしたのはこの邦題と、そうは言っても回想シーンとの交互の演出がテンポを削がずに推進力になってはいた(「太陽は動かない」のテンポの悪さと比較すればわかりやすい)からである。

しかし「主人公の回想シーンかと思っていたら、別の人間の回想だった」は、たとえば「プライベートライアン」でもそんな手法が取られていたものの、この「殺人女優」では主人公のキャラクターからプロットまですべての核となる部分だから、やるならもっと巧くやってほしかった。主人公が車内やソファで寝落ちした時に回想シーンを挿入するのは、あまりにも卑怯なミスリードで、それがネタばらし時に不協和音を起こし、すんなり納得できなくなる。「なるほどね」と腑に落ちなくなってしまうのである。こういうところも上手ではなかった。

興行的に失敗した理由は、プロデューサーたちは「ジヨンが思い切ってスキャンダルそのものを連想させる役にあえて挑んだ。その真意は?」が観客の興味を掻き立てると思ったが、観客はちっともそそられなかった、それに尽きる。ではスキャンダルなど知らず、一本の映画として観た時にはどうかと言えば、ここで述べた通りである。韓国映画らしい技術の卓越さがないわけではなかったが、全体としては観客に愛される映画にはなっていなかった。

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インステア

1.5 タイトルまんま

2026年3月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

女優が落ちぶれていき病んでいくようなやつをみたかったのに、ただのサイコパスだった気がする。キレたりわめいたり物壊したり韓国の定番を見た

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ゆうき

3.0 効果ない処方薬はお医者様に相談してくださいね。

2025年5月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

驚く

ドキドキ

邦題通り、女優が殺人しまくる映画だった。
(夢オチ?とか、妄想?とか、
そういう不思議な国のアリス的にして殺人を愉しむ作品なのかな?とも想像した。)
回想シーンや伏線回収はラストタイトルの後も含め、
成功している、
と評価してほしいだろう製作サイドの希望は伺える。

主演女優を少しも美しいと思えず。
(す、すみません。)
性格がキツい、を超えてサイコパスとしか思えなくて、
薬飲んでいても効果なくコレだけ乱暴なんだから、
ある意味、
殺人兵器でしたね。
(激情にかられ枯れた女優が包丁で洗い物のグラスや皿をあれだけ粉々にして、
『だ、誰が片付けるんですかぁ?』と、呆然としました。
洗い物やシンク周り、いつもキレイにね!)

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なかじwithみゆ