DEADMAN 消された男

劇場公開日:2024年10月18日

DEADMAN 消された男

解説・あらすじ

会社を運営するために必要な名義だけを貸し出し、実際の経営には参加しない「名義貸し」の取引犯罪を描いた韓国製クライムサスペンス。

自分の名前を売り、「名義貸し」の雇われ社長としてその界隈では名を馳せていたイ・マンジェは、ある日、1000億ウォンもの巨額横領の濡れ衣を着せられ、中国の私設刑務所に閉じ込められてしまう。表向きは死亡扱いとなった彼は、政治コンサルタントのシム女史に救い出され、事件によって失ってしまった自身の人生を取り戻すために復讐を誓う。シムは、そんなマンジェを利用してある計画を企てていた。そして、マンジェのせいで父を死に追いやられた女性コン・ヒジュも現れ、横領事件をきっかけに結ばれた3人はそれぞれの目的のために事件の黒幕を探る。

「お嬢さん」「毒戦 BELIEVER」のチョ・ジヌンが主人公マンジェ役を、「夫婦の世界」のキム・ヒエがシム役をそれぞれ演じる。監督は「グエムル 漢江の怪物」でポン・ジュノとともに脚本を共同執筆したハ・ジュンウォン。

2024年製作/108分/G/韓国
原題または英題:Dead Man
配給:クロックワークス
劇場公開日:2024年10月18日

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映画レビュー

3.5 脚本に難あり

2024年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

2006年の「グエムル 漢江の怪物」でポン・ジュノ監督とともに脚本を共同執筆したハ・ジュンウォンの商業映画監督デビュー作だそう。この監督さん、写真では40代くらいの外見だが、「グエムル」のほかはキャリアに関する情報がほぼ見当たらない。あるインタビューで「名義貸し」を取引に悪用する犯罪について5年近くリサーチしたと語っているので、自身が手がけた脚本に実際の手口をある程度は反映させたものと考えられる。とはいえ、主人公の名義が使われた会社を経由した不正な金が有力政治家の資金になっている流れがざっと描かれるのみで、実録と呼べるくらいに犯罪の詳細を説明するわけではなく、経済犯罪の手口に興味をそそられるほどの具体性もない。

それ以外にも、脚本にいくつか難点がある。主人公イ・マンジェは巨額横領の濡れ衣を着せられ、有力政治家を陰で支える裏組織の力で中国の私設刑務所に送られ死んだことにされるのだが、そもそもそんなに大きな力を持つ組織が秘密を知るイ・マンジェを生かしておく必然性がない。近い将来大統領職を狙う政治家と彼を支える組織にとって、横領事件の真相がばれるリスクを最小限にするには、時間と金をかけて私設刑務所に閉じ込めておくよりさっさと口封じで殺すほうがいいはず。死んだことにされた男(デッドマン)が絶望的な状況から舞い戻ってきてリベンジする筋のためのご都合で、まず序盤の前提から説得力に欠けるのだ。

そのほか、イ・マンジェはさして苦労することなく、政治コンサルタントのシム女史、横領事件のせいで父親を亡くした娘コン・ヒジュといった仲間を得るのも、都合よくお膳立てされている感じでいただけない。それにコン・ヒジュの父親の死に方も中途半端で、どうせなら意図して自殺するか、あるいは裏組織に消されるかしたほうが、復讐を誓う娘への観客の共感も高まったのでは。

そんなわけで、さして没入も共感もできないまま、イ・マンジェたちによるリベンジプロジェクトが都合よく進んでいくのを傍観する感じ。サスペンスやアクションの演出は悪くないと思うので、ハ・ジュンウォン監督にもし次回作があるなら、脚本は別の人に頼むか、せめて共同脚本にしたらよいのではないか。

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高森郁哉

1.0 全て失った男…

2026年4月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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KEI

3.0 なんだろう? 脚本のせい? リメイクしたらもっと良くなる気がする ...

2024年11月1日
iPhoneアプリから投稿

なんだろう?

脚本のせい?

リメイクしたらもっと良くなる気がする

キャスティングはこのままでも良い、きっと

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jung

2.0 こんなハズレもある

2024年10月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

巨額の横領事件を起こした社長にでっち上げられた主人公が、中国の私設刑務所で拷問を受け殺されるところを間一髪で助かるという始まり方。自分を陥れた人間に復讐するために立ち上がるって話なんだけど、今一つピンとこない。そもそも「名前貸し」って言ってるけど、名前だけじゃないじゃん!ちゃんと出社していい思いしてるのがアホらしく感じる。
その後、仲間を得ていったり、いろんなトラブルに遭遇するのだが、それらもあまり面白くない。というか、話が入ってこない。
最後に本当の敵は誰か?なんて盛り上がるべきシーンも、はぁそうでしたかなんて冷静に受け止めてしまった。好きなタイプの映画だと思っていたけど、何がダメだったんだろう。韓国でこの手の映画を作りすぎたのか、脚本を色々と複雑にしていた気がする。こんなハズレもあるという教訓にはなった。

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kenshuchu