道行き

劇場公開日:2026年2月13日

解説・あらすじ

「おばけ」でPFFアワード2019グランプリを受賞した中尾広道監督が、第28回PFFプロデュース作品(旧称・PFFスカラシップ)として制作し、奈良県御所市を舞台にモノクローム映像で撮りあげたドラマ。

大阪から奈良に移住してきた青年・駒井は、御所市に代々暮らす老人・梅本から購入した古民家の改修工事を進めている。たびたび様子を見に訪れる梅本が語る昔の町や家に流れてきた時間の話が、駒井に大切な風景を思い出させる。語りあうふたりの中で、旅の景色はゆっくりと広がっていく。

ミュージシャンとしても活躍する渡辺大知が駒井役で主演を務め、人形浄瑠璃文楽の人形遣いで重要無形文化財保持者(人間国宝)の桐竹勘十郎が梅本役で映画初出演。北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS 2025」にて、最優秀作品にあたる大林賞を受賞した。

2024年製作/80分/G/日本
配給:マジックアワー
劇場公開日:2026年2月13日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
中尾広道
脚本
中尾広道
プロデューサー
天野真弓
撮影
俵謙太
照明
福田裕佐
録音
松野泉
整音
松野泉
美術
塩川節子
衣装
田口慧
ヘアメイク
根本佳枝
編集
中尾広道
音楽
「マカラプア」バッキー白片とアロハ・ハワイアンズ
「猫目唄」(作曲:細馬宏通)
助監督
内田知樹
題字
桐竹勘十郎
人形浄瑠璃
文楽[面売り」
作曲
野澤松之輔
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映画レビュー

3.5 中尾監督にしか成し得ない独創的な愛すべき作品

2026年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

かつてPFFグランプリを受賞した『おばけ』が忘れられない。世の中に数多くの物語や映画が存在する中、あの作品は中尾監督にしか成し得ない唯一無二の独創性を持った作品だった。次回作も必ず観たい。観なければ。その思いは6年の月日を経てようやく『道行き』として叶うことに。列車、時計、街、歴史、そして人。本作にはストーリーの枠組みを超越して、モチーフとなる領域、概念、心象世界をゆったりと逍遥(気ままにぶらぶら歩く)するかのような趣きがある。不意に記憶が遡る。懐かしいあの人の匂いや表情が心に蘇る。列車は進む。ともに座席に腰を下ろしていた人たちもいつしか手を振りながら各駅で降りて去っていく。それが人生なのだと言わんばかりに。おそらくどんな街にも、人にも、同じような歴史や足並みのリズムが刻まれているのだろう。ドキュメンタリーとも見まごうようなナチュラルなタッチで紡がれる80分。日常の見方を変えてくれる一作。

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牛津厚信

1.5 唐突な終わり方に驚き

2026年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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てんえん

3.5 ああ、ここはええ空気してますなあ。

2026年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

『京の着だおれ、大阪の食いだおれ、大和の普請だおれ』とまで言われた、城下町のできた400年前と町割りがまったく変わらない御所の街。
廃れていく街並み。
朽ちていく家々。
去っていく住人たち。
終始モノクロで、現代的な色彩を映し込まないことで、過去と現在が混在している感覚に襲われる。それがどことなく心地いい。そんなスクリーンの中に登場してくる、家主役の勘十郎さんをはじめ、この土地に留まる老人たちにはなぜか悲壮感はなく、それがまた対比として物悲しくもある。そして過ぎゆき時間ともとれる、タイトルの意味するところを思うと無常観が募る。

当初、御所と聞いたので、かつて特定の職種に従事していた方々の話を織り込むのかと思ったがそうではなかった。ちょっと地域も違うようだし。令和の現代、いずれにしてもそういう歴史は風化していくのだろう。

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栗太郎

1.0 両隣も寝てしまう作品

2026年2月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

開始からすぐ、あー、こりゃダメだ。寝ちゃうなぁ、と思ったが予想は覆されなかった。
つまらないドラマ入れないで、カラーで古民家の映像や景色と地元の方の話で構成してくれた方がおれには良かった。

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Mr. Planty