劇場公開日 2025年8月8日

「リベラル・プロパガンダ」アイム・スティル・ヒア かなり悪いオヤジさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5 リベラル・プロパガンダ

2025年8月29日
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アメリカ国内では、こういった反体制プロパガンダ映画が作られることはほとんどなくなった。トランプに目をつけられて逮捕されるよりも、反体制映画などはじめっから作らない方がマシと考えている計算高いグローバリストが増えているせいかもしれない。民主党がやとった“アンティファ(活動家)”が騒ぎを嗅ぎつけて暴動に発展させようとしても、地元民が怪しがって誰ものってこないらしい。オールドメディアによる偏向報道はもちろん、映画にしても暴動にしても、大衆煽動装置としては最早機能しなくなっているのではないだろか。

アメリカがダメなら今度は周辺国で、ときゃつらが考えたのかもしれないが、『セントラル・ステーション』『モーターサイクル・ダイアリーズ』等の傑作を世に送り出しているブラジル人名匠の名前を借りて、1970年に起きた誰も知らない“小さな事件”をわざわざほじくりだして来たリベラル・パヨクの狙いとは一体何だったのだろう。コロナ・ワクチンでぼろ儲けしたペド実業家がアメリカから逃げてきて日本の軽井沢に別荘を建てたらしいが、その理由を考えれば明白であろう。

免疫抑制効果抜群のワクチンはもちろん、ロシア・ゲートでっち上げに幼児人身&臓器売買、フェンタニル密輸、不法移民受け入れ…それら全てにからんできたリベラルパヨク勢力が、この映画を通じて「もう俺たちの過去をほじくりだして逮捕するような野暮なことをするな」とトランプに言いたいのであろう。映画紹介のためにSNSを通じて笑顔をふりまいていたヴァルテル・サレス監督の笑顔が、あのエプスタインに瓜二つというのは何かのギャグだろうか。

ロシアや中国では、反体制派の政治思想犯が軍にとっつかまって最前線に送り出されたり、死刑になった人体から根こそぎ採られた内臓を臓器売買に回されるなんてことは日常茶飯事だという。(本当に無実だったのかは極めて怪しい)旦那の方はともかく、たかが薄暗い刑務所に1週間程度留置されて三食昼寝付きの尋問をされたぐらい、それがどうだというのだ。その後めでたく釈放され弁護士&大学教授という社会的地位を回復した奥さんが、グローバリスト側に魂を売ったという証にしか過ぎないだろう。

何もプロパガンダの全てが悪いと言ってるわけではない。しかしなんの映画的演出も発見できない本作のような駄作を前時代的座席に座らされて長時間観させられるのは、“拷問”以外の何ものでもないのだ。過去には『カサブランカ』のような名作も生まれているわけで、パヨクもパヨクなりにもっと真剣に頭を使って映画を作らないと、アメリカ民主党や日本の自民党のように大衆の支持は受けられないということを言いたいのである。もちろん、ネズミの屁の音さえ宇宙から感知するという“エシュロン”を使えば“誰も嘘をつくことができない”、という十戒にも印されている前提条件をふまえたうえで。

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かなり悪いオヤジ