靴をなくした天使のレビュー・感想・評価
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愛と欲がいっぱい詰まった作品。
すんごい掘り出し物!
この作品を知らなかった自分が情けない。
いかにもホフマンらしい作品で大好きになりました。
嘘を演じきるアンディ・ガルシアもいい。
もどかしさの中に愛と欲がいっぱい詰まってた。
そんなヒーロー
100ドルの靴を必死で探すバーニー。そこには世間一般のヒーロー像とはかけ離れたものがある。助け出すときにもハンドバッグを頂戴するほどの火事場泥棒。バーバー(ガルシア)が一旦ヒーローになってしまった事実は覆すと大変なことになるだろうと途中考えてしまったが、バーニーの考えは私の考えと一致したみたいです。見事に私の心がバーニーと同化してしまったようだ。それでも、「何故本当のことを言わないんだ?」とハラハラさせられますけどね。
脚本がすごく良いのに、編集において無駄な部分が多いような気がする。バーバーに「バレたらどうしよう」という心境をもっと表現するとかしないと、自殺しようとしていることが不自然になりますよね。
何回観ても楽しめる
ずーいぶーん前に観てます。
大好きな作品。
倫理的道徳的にどーでもやっぱり私はこういう男になりたいなー、って思った。
だらしない、カッコ悪い、かっこつけない、でも何か役に立たなそうな変なとこが強い、こだわる、、んーうまく言えないけど西部劇やむかーしの映画に出てくる意地っ張り、やせ我慢、強がってカッコつける男に似た感じ。それが好き。
マスコミが勝手な虚像をつくる
総合:70点
ストーリー: 65
キャスト: 80
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 65
マスコミは話題作りに英雄を作りたがる。特にアメリカはそういうことが好きだ。そしてあっという間に英雄像が作り上げられ、そうあるべきことを求められる。
しかし人々を救った実際の英雄は、実は犯罪者でいいかげんでくだらない人物。そういう人がたまたま英雄行為をすることも実際は多いのではないだろうか。いい行為をした人はマスコミによって往々にして本人の本当の姿と異なる虚像を作り上げられてしまうものだろう。
それでも今回は偽者と本物の需要と供給が一致し、めでたしめでたし。
好きな嘘だけを
小さい頃授業で見たことを忘れられず再視聴。
好きな嘘を選んで生きていけば良い。
本当のことよりも嘘の方が価値が高い時もある。
しかしバーニーは不運が続きますね。
妻に怒鳴られたり、会社をクビになったり、警察につかまったり。
ちゃんと言い訳させてあげて!と何回思ったことでしょう。
都合がいい嘘しか受け止められない。
ババは世間に求められていたヒーロー像がピッタリはまり、だからこそあそこまでの人気なのでしょう。
でもでも、ちゃんとハッピーエンドです!
バーニーは本人が言っているように慈善事業に向いていないでしょうから…
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