「価値のある作品だとは思いますが…」宝島 たけしさんの映画レビュー(感想・評価)
価値のある作品だとは思いますが…
終戦後の沖縄の現実を知る、非常に価値のある作品だとは思いますが、エンタメ作品として考えるとちょっと辛口の批評になってしまいます
原作を読んでいれば理解できるのかもしれませんが、私のように未読の者が観ると、唐突とも思えるシーンやきっと彼がこんな反応をするのは何かトラウマ的な経験があるんだろうなとか、本来なら感動すると思われる最後の怒涛の伏線回収にしても、それまでの重要人物への描き方が全然足りないので、単なる答え合わせとしか感じませんでした
例えて言うなら、店主こだわりの食材や製法でじっくり丁寧に作られた料理である事は誰でも分かるが、肝心の味がイマイチといったところでしょうか
できれば映画ではなく、今流行りのNetflix等で数回に分けた作品として観たかったですね
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