劇場公開日 2025年7月25日

「ALL WE IMAGINE AS LIGHT」私たちが光と想うすべて ニックさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 ALL WE IMAGINE AS LIGHT

2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

何かを教えてもらおうとでも思ってたのか。始まりはあまりに厳しい。同じような人生は何万もあるだろうと思わせる。いなくなったってこの街は何も気づかない。足掻いたところでかなわないとわかってる。表情が無になっていく。最初は登場人物の表情の変わらなさに、何を考えているのかわからなかったが、あぁ、なるほど、といつの間にかこの世界に引き込まれていた。
自由を求め行動しているようで、踊らされていただけかもしれない。ただ、自分が選んだことを認めてもらいたかったのだと思う。
そこに一人ひとりの人生がある。その尊さが光となり、最後のシーンと映画のタイトルとともにスッと心に入ってきた。

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ニック