「果てしなく強欲」サブスタンス ケビンさんの映画レビュー(感想・評価)
果てしなく強欲
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観た劇場は、かなり席うまってて期待値の高さは今年のアカデミー賞受賞作だからでしょうか。
かなりの衝撃作、ほんと後半は阿鼻叫喚だし、ちょっと事前に忠告しておいてほしいレベルにバイオレンスでスプラッターな内容。
デミ・ムーアよくこのオファー受けたなというような役どころ。いま63歳で49歳の役だけど、その年齢には見えないほどナイスボディ。そしてマーガレット・クアリーもスゴい脱ぎっぷりと体当たり演技、これはたしかにセクシー&バイオレンスでR15指定。
観終わった男性と女性では感想が異なりそうな予感もしたり。自分の目線では、己の強欲の果ての自業自得だけど、話の最後は、これはこれでハッピーエンドなのか?!と思った。
強欲その1、若い頃から49歳まで大成功している生活
強欲その2、他人からチヤホヤされることをやめられない
強欲その3、いまの自分の快楽のためなら、他人(自分の未来)なんてどうでもいい
そりゃそもそも、そんな危ない薬に手を出す人が、バランスや平穏なんて無理という分かりやすさ
サブスタンスを推奨した男性も半身に侵蝕されてたから、レストランで色々なものを落とすほど衰えてたのかな。
作品に登場する男性が底抜けにバカに描かれて、登場する女性は、果てしなく強欲に描かれてた。人間の黒くて闇な部分を思いきって清々しいまでに真っ黒く表現してる。
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