「歌舞伎版クロスロード伝説」国宝 MAKOSさんの映画レビュー(感想・評価)
歌舞伎版クロスロード伝説
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クロスロード、1930年代のブルースミュージシャン、ロバート・ジョンソンの伝説であり、また自信の代表的な曲。『十字路に行って悪魔と契約し、誰にも負けないギターの技術を手に入れた』って内容でウォルター・ヒルの同名の映画のモチーフにもなっている。
この映画の主人公喜久夫が、お参りの際に隠し子から『なにを神様にお願いしたの?』と聞かれ『悪魔と契約したんだよ』と返すくだりや、最後の娘との再会で『悪魔さんに感謝やな』と言われるあたり、明らかに意識してると思う。
ヒルの映画はつっこみどころ満載のなんだかなーな作品だったが、これは傑作。3時間に私の膀胱が耐えられるか心配だったが、意識しなかったためか、難なく乗り切った。
ストーリーの切り方がシャープで余計な補足がない分、唐突に感じられる転換もなくはないが、説明しすぎよりはいいか。
聞けば実写映画で日本最高興行収入だそうでそれも納得。
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