劇場公開日 2025年6月6日

「歌舞伎の演技は良いが、どれだけ年を取っても大学生臭」国宝 ばーどさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 歌舞伎の演技は良いが、どれだけ年を取っても大学生臭

2025年9月28日
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年老いた母がどうしても見たいというので、一緒に連れて行った。親孝行になったなと思いながら。

皆さんがおっしゃってるように、いち役者がここまで歌舞伎の演技に情熱を持って取り組んでいる、この演技は圧巻だった。

ただ、それ以外の通常のシーンで、どれだけ年を取っても若すぎて、リアリティがなくなる。特に主人公のライバルが、チャラチャラした大学生みたいな雰囲気をずっと引きずっていて、歌舞伎以外のシーンで冷める。そういうキャラクターだから、と言えなくもないが、どれだけ軽めの性格でも、さすがに年齢を重ねて、あの年代まで行けば、それなりの重厚感が出てくるはず。そこまでを求めるのは酷なんだろうか。邦画によくあることだと思うが。

年齢を重ねた人たちの演技をよりリアリティを持って演じれるようになれば、最高点にまで行くのかなと思った。

まあ、でもこれだけの人たちを映画館に連れてきて、映画文化がすごく栄えている邦画として、とても魅力的だとは思います。

ばーど
ひなさんのコメント
2025年9月28日

ばーどさま、初めまして🙂

『宝島』の公開前に、「最近の戦争映画は、“悲しみ”はあっても“怒り”を描かない」という話を聞きました。

沖縄の方言・感情の熱量・映画の長尺は、ウチナンチュとヤマトンチュ=沖縄と私達の間にある、いつまでも超えられない“心のフェンス”を象徴しているのかな、と思いました🤔

ひな
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