「主演二人の壮絶な演技は特筆すべき。だが」国宝 GAJIさんの映画レビュー(感想・評価)
主演二人の壮絶な演技は特筆すべき。だが
前評判が高くて、やっと3ヶ月遅れで鑑賞。
吉沢亮、横浜流星の二人の舞台は掛け値なしで凄い。
撮影もピカイチ!日本アカデミー撮影賞はかたいだろう。劇伴も悪くない。
なのに感情移入はできず…。理由は映画を観ているうちに「吉沢亮と横浜流星すげえなぁ!どんだけ練習したんだろ」の視点に入って素直に映画の世界に没入できなかった。
加えて、演技や撮影はものすごくハイレベルな割に、音効が平凡だったことも冷めてしまった理由の一つか。
あと、歌舞伎演目の題名をテロップで出すのは蛇足。
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giantstepsさんのコメント
2025年9月27日
私は、導入部の女形が生まれた背景についての文章とそれに続くヤクザの宴席シ―ンから没入しっぱなしで、製作側の苦労とかに気を散らす余裕すらなく、最後まで見届けました。公開してすぐに、原作も読まずレビューも封印し、何の予備知識も入れぬまま鑑賞したのがよかったのかも知れません。没入するかどうかは個人によって違うとは思いますし、鑑賞するまでの予備知識にも左右されると思います。
あと、「歌舞伎演目の題名をテロップで出すのは蛇足。」とのご意見ですが、この映画の鑑賞者の大半は歌舞伎を知らない人だと思うので、映画冒頭の女形についての1文と同じ効果でナビゲートの役割として、私はテロップは出した方が良いと思います。
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